日記・出来事

NEW 陽東地区「HUGシミュレーション」に参加!

 12月16日(日)に陽東地域コミュニティーセンターで行われた、陽東地区「HUGシミュレーション」に本校の生徒会の生徒が参加しました。
 このイベントは、防災訓練の一環として、陽東地区防災会の企画で行われました。大規模災害など緊急事態発生時に、地域住民が学校に避難してきた場合、迅速に避難所運営の任務を遂行するためのシミュレーションをすることで、防災意識を高めるとともに、避難者の初期支援に対処できるようになることが目的です。
 生徒の中には、昨年の「HUGシミュレーション」に参加した者もおり、避難所(Hinanzyo)運営(Unei)ゲーム(Game)HUGについて理解を深めました。そして、災害時に中学生でも何かできることはないだろうかと考え、この企画に積極的に参加しました。

【生徒会の有志で参加しました。】           【避難者カードです。】
 まずHUGの説明を受け、実際にゲームを体験しました。このゲームは、さまざまな年齢・性別・国籍・立場の違う避難者カードを、被災後の避難所に見立てた平面図に配置していくゲームです。小さい子どものいる家族や、病気の老人がいる家族、さらには外国籍の方、バス旅行中に被災した方々など、本当にさまざまな被災者が避難所にやってきます。

 避難所で起こるさまざまな出来事として、避難者の把握、トイレの問題、食糧の問題、ペットをどうするか、メディアの取材への対応、内閣総理大臣の被災地訪問への対応などなど、いろいろな出来事に対応していかなければなりません。そうしたことをシミュレーションし、避難所で必要なことをあらかじめ備えておこうというのがこのゲームの目的です。

【真剣な表情です!】         【どこに配置しような・・・?】

【ここがいいんじゃない!?】         【発表のようす】

以下はHUGを体験した感想です。
  
関係者の皆さん、大変お世話になりました。ありがとうございました。
「病気やケガの避難者へ適切な対応をしていくことが難しかった。」
「刻一刻と状況が変化する中で、迅速かつ的確に判断し行動する力が必要だと思った。」       
「もしものときには、
被災者として避難するばかりでなく、自分でできることは行動に移し、人の役に立てるようにしたい。」