日記・出来事

花丸 第2回いじめ根絶集会【第2部】

 10月4日(水)8時10分から体育館にて、生徒会による今年度2回目のいじめ根絶集会が開催されました。
 第2部は「無自覚によるいじめ」をテーマにして、生徒会執行部が自作したVTR視聴しました。友人から悪気はなくあだ名をつけられた主人公は、そのあだ名が嫌であることを友人に相談するが、あだ名で呼ぶクラスメイトが減らず学校を休みがちになる内容です。VTRを視聴後、悪気がなくつけられたあだ名を嫌に思う主人公、主人公に相談された友人、主人公をあだ名で呼ぶクラスメイトのいずれかを選択し、これからどんな行動をとればよいのかを各自で考えました。

 
 
 記入後は、各学年ごとにそれぞれの立場ごとにグループを作り、生徒会執行部がまとめ役となり班別協議を行いました。活発な意見が出され、各班の代表9名が全体の前で発表しました。
 
 
 
 様々な立場から、休みがちな友人を手助けするためのいろいろな意見が発表されました。最後に、宇都宮市のいじめゼロ強調月間スローガンの「いじめをしない、させない、許さない」を全校生徒で唱和しました。
 
 生徒会執行部から全校生徒へ
 今回は友達同士の気持ちについて考えました。VTRで出てきた場面は、普段の生活で見かけることもあるのではないでしょうか。VTRの中では、クラスメイトがいじめられているという自覚がなく、このような結果になってしまいました。「冗談だから。」「親しい仲だから大丈夫。」と思ってはいませんか。もしかすると仲がいいために嫌だと言えずにいるだけかもしれません。前回の根絶集会では「言葉のすれ違い」をテーマに考えてみましたが、あなたの言葉や行動ひとつで傷つく人や嫌に思う人もいます。それは、あなたにとって最も身近な人かもしれません。もしかすると、今あなたの隣にいる人かもしれません。「親しき仲にも礼儀あり。」というように、互いに相手の気持ちを思いやっていくことが大切になってくるのではないでしょうか。自分の言動を振り返るとともに、もう一度友達との関係や接し方を見つめ直してみてください。そして、いじめのない学校を全校生徒で目指していきましょう。
                               【原文のまま】