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本校は宇都宮市の中心部より南西に位置し、国道4号線と栃木街道を結ぶ通称「陽南通り」に面した学校です。西側には東武鉄道の電車が走り、北側には市営陽南プールがあります。陽南小学校のシンボルは、何と言っても 「たくさんの樹木で囲まれた緑豊かな広い校庭」と「木造の大きく立派な体育館」と「元気で素直な笑顔いっぱいの子どもたち」です。
校 長 | 髙野 敏子 |
児童数 |
354名 |
職員数 | 32名 |
クラス数 | 16学級(普通学級12,なかよし学級4) |
【教育目標】
心身ともに健康で創造性に富み、心豊かで実践力のある児童を育成する。<自分に自信をもてる子を育てます>
【目指す児童像】
○ 楽しく学ぶ子(かしこく)
○ 仲良く助け合う子(なかよく)
○ 元気に活動する子(たくましく)
【学校経営の理念】
陽南小学校のよき伝統と校風を引き継ぎ,すべての教職員の力を結集するとともに校内外の物的・人的資源を最大限に生かし,児童一人一人の確かな成長を図る学校づくりを進める。
【学校経営の方針】
全職員が信頼と和を基盤とした協働体制のもと,教育目標や学校のあるべき姿の具現化を目指し,次の8つの方針をもとに学校経営にあたる。
(1) すべての児童の人権を大切にし,児童が教育活動の中で自分のよさや個性を発揮し自己肯定感や自己有用感を感じることができる学校づくりに努める。
(2) 小中一貫としての義務教育9年間を通した系統的な指導を通して,確かな学力の向上を目指し,基礎・基本の確実な定着と「楽しく・わかる・できる授業」づくりに努める。
(3)自他の生命を尊重し,児童一人一人が生き生きと安心して学校生活を送る中で,児童が自ら健康や体力等の増進に取り組む学校づくりに努める。
(4)特別支援教育への理解を深め,児童一人一人の状況や教育的ニーズに応じた組織的な対応ができるよう,支援体制の充実に努める。
(5)学校課題研修や教師の自己研鑽に基づいた校内研修を充実させ,教職員個々の指導力及び資質の向上を図るとともに,一人一人の能力や特性を生かしながら,児童とともに伸びる学校づくりに努める。
(6)「業務改善の取組」や「勤務時間を意識した働き方」を一体的に実施し,教職員がいきいきと勤務できる環境を整え,働き方改革の推進に努める。
(7)「地域とともにある学校」「地域の学校」として学校・家庭・地域社会が互いに連携し,信頼関係を深めながら教育活動の充実を図り,地域の教育力を高めるとともに,積極的に情報を発信する開かれた学校づくりに努める。
(8)陽南地域学校園および小中一貫教育において,地域の特性,児童の実態,地域の願いと将来像を反映し,義務教育9年間の系統的な指導のための積極的な取組により,学校力の向上を図る。
【今年度の重点目標】(「小中一貫教育・地域学校園」に関する重点目標は文頭に○)
(1) 学校運営
・学校経営のビジョンを教職員で共通理解し,協働して取り組む体制づくりを進める。
ア 学校経営の今年度の重点目標と具体策を精選し,焦点化を図る。
イ 児童を中心に据え,これまでの教育活動等を見直し,改善を図ったり,新たなものを構想したりする。
○学校と家庭・地域の双方向的な関係を築き,学校内外の教育的資源の有効活用を図る。
ア 地域協議会や保護者,地域,企業等との連携を図り,教育活動の充実に努める。
イ 学校だよりや学年だより,ホームページ等を通して,学校の取組や児童の様子を発信し,学校教育活動への理解と協力を得る。
○陽南地域学校園および小中一貫教育の積極的な取組により学校力の向上を図る。
ア 小中一貫カリキュラムを積極的に推進し,小中が連携して学力向上や学校生活適応支援に係る取組の充実を図る。
・不登校対策の充実を図る。
ア ソーシャルスキルやコミュニケーション能力の向上を図り,その能力を発揮することで達成感や自己肯定感を感じさせ,
不登校の未然防止に努める。
イ 多角的・多面的に児童理解を深め,早期発見・早期対応に努め,
また,個々の状況に応じた,多様で組織的・計画的な支援に努める。
・勤務内容の精選効率化,業務改善を図る。
ア PDCAに基づいた諸活動の精選「scrap and build(再構築)」を積極的に取り入れる。
イ 教職員一人一人が主体的に「勤務時間を意識した働き方」を考え,継続的に実践できるようにする。
(2) 学習指導
○「自分の思いを豊かに表現し,主体的に学び合う児童の育成」
~国語科での言語活動の工夫を通して~
(3) 児童生徒指導
○「基本的生活習慣を身に付け,場に応じて適切に判断し,自主的に行動できる児童の育成」
~決まりやマナーを守り,校内の安全を意識した行動ができる児童をめざして~
(4)健康(体力・保健・食育・安全)
○「自ら進んで心と体の健康づくりに取り組む児童の育成」
~自分の力に合った目標をもち,日常的に運動に親しむ児童・及び自分の体に関心をもち,
自ら健康で安全な生活ができる児童をめざして~
【本市の重点施策・事業との関連】
(1)地域とともにある学校づくり(「魅力ある学校づくり地域協議会」との連携・協働を含む)
①基本的考え
・「地域の学校」として学校・家庭・地域社会が互いに連携し,信頼関係を深めながら地域の教育力を高める。
②主な取組
・魅力ある学校づくり地域協議会活動の充実
・地域ボランティアとの連携
・学校支援ボランティアとの連携
・学校だより及び学校ホームページ,地域協議会通信による情報発信
・土曜授業,オープンスクール等を活用した学校公開
(2)小中一貫教育・地域学校園
①基本的考え
「陽南地域学校園教育ビジョン」を基本とし,焦点化を図った積極的な取組により,
「生きる力」を育むための学力保障と学校生活適応能力向上を目指す学校教育を充実する。
②主な取組
・小中合同あいさつ運動,お弁当の日,6年生中学校訪問等の実施
・中学校からの乗り入れ授業の実施(R7は算数)
・小中一貫教育カリキュラムの充実(年計作成)
・「小中一貫の日」の充実(各部会の計画,運営)
・一人職(事務職員,栄養職員,図書館司書,養護教諭等)の連携,相互支援体制の確立
・地域の教育力を生かした教育活動
(3)不登校対策
①基本的考え
児童の人格を尊重し,個性の伸長を図りながら教育的愛情と粘り強い実践により,不登校の未然防止を図る。
また,個々の状 況に応じた多様で組織的・計画的な支援に努める。
②主な取組
・ソーシャルスキルやコミュニケーション能力の向上を図り,その能力を発揮できる場を意図的に設定することで,
達成感や自己肯定感を感じられるようにさせ,さらに,自己実現を図る能力・態度を育成する。
・きめ細かな観察と各種調査・教育相談等に基づき, 多角的・多面的に児童理解を深め不登校の兆しの早期発見・早期対応に努める。
・課題のある児童に対して,教職員の共通理解のもと,意図的・積極的に声掛けを行い心の触れ合いを図ることで
問題の早期解決に向け,全校体制で指導・支援にあたる。
・個々の状況に応じた,多様で組織的・計画的な支援に努める。
・養護教諭等の協力による別室登校支援
・SCの活用とその助言に基づいた対応の実施
・1人1台端末の活用による学習支援
(4)GIGAスクール構想
①基本的考え 【Step1】から【Step2】への移行
【Step1】「“すぐにでも”“どの教科でも”“誰でも”使えるICT」(1人1台端末を文具の一つとして授業内外で日常的に活用できるようにする。)
➡ 【Step2】「教科の学びを深め,学びの本質に迫る」 (協働学習ツール等を活用した授業を行えるようにする。)
②主な取組
・職員研修の充実
・ICT支援員の効果的な活用
・各家庭のネットワーク環境の把握と家庭学習での活用
・情報活用能力の育成とデジタル・シティズンシップ教育の充実
・1人1台端末を活用した授業の推進と有効活用
(5)宇都宮学
①基本的考え
宇都宮市の伝統や文化,産業などについて体系的な教育を行い,郷土愛を育む。
②主な取組
・3・4年の社会科を通して,宇都宮のよさに気付き,親しむことができるようにする。
・5・6年の総合的な学習の時間を通して,宇都宮のよさを理解し,郷土への誇りをもてるようにする。