学校給食週間4日目
1月23日(木),学校給食週間の4日目でした。本日は,「三重県ご当地グルメ」でした。メニューは,「麦入りご飯,トンテキ,野菜炒め,あおさの味噌汁,ポンdeチョコドーナツ,牛乳」でした。トンテキは,三重県四日市市で大ブームになっています。四日市とんてき協会のホームページを見ると,「『四日市とんてき』は,単なる豚肉のステーキではなく,分厚い豚肉をにんにくと一緒に濃い目のたれでソテーし,たっぷりのキャベツの千切りをそえた料理で, 四日市の市街地では戦後間もないころからお店に出ていたといわれています。中華料理店や肉料理専門店から広がり、現在では洋食,レストラン,ラーメン店など,四日市市内や 周辺地域のいたるところで見かけることができるようになりました。調理法や味付けは,お店によって様々に進化し,千差万別な味付けの「とんてき」を食べることができます。」とあります。給食の豚肉は分厚くはありませんでしたが,ウスターソースにニンニクのスライスが加えられていて,ステーキハウスにいるかのような気分でした。付け合わせのキャベツの千切りの代わりに,今日は野菜炒めが添えられていました。あおさは,海藻類の一種で,磯の香りがよいのが特徴で,生産量は三重県が日本一です。全国で生産されているあおさのり(ヒトエグサ)の約6割は三重県産。1970年代に三重県で養殖技術が開発され,以降今日に至るまで「あおさのり生産県」としての確たる地位を築いてきました。毎年1月から4月頃までの間,県内各地の沿岸域で見られる光景は「青いじゅうたん」と表現される美しい風景で,風光明媚な漁村の景観を引き立たせます。また,美味しさだけでなく,抗腫瘍作用やコレステロール低下作用などの研究が進む,ラムナン硫酸を多く含むことから,機能性食品としての可能性にも注目が集まっている食材です。三重県ご当地グルメを堪能した給食となりました。