安全に登下校を
投稿日時 : 2016/11/22
6学年
今朝は、ドキッとした話題から。
先生が、学校に来て、昇降口に入ろうとしていると、水道付近で手袋を洗っている登校班の友達がいました。「どうしたの?」と聞くと、「下級生が転んだの。だから・・・」ということでした。「昨晩の雨と落ち葉が残るアスファルトで滑って転んだのかな」と思っていましたが、詳しく話を聞くと事情は違っていました。
場所は、校門を入った百葉箱付近。3つの班が約束通り縦1列になって歩いていました。しかし後ろの班がちょっと急ぎ足になり、前の班(自分たちの班)を抜かしたので、下級生の友達から「(抜かしたいから)走って」と頼まれた班長が走ったことが原因のようでした。「班長が走ったから」と班長を責める班員の声も聞こえましたが、理由を聞くと「班員を思う優しさ」もあっての行動だったことが分かります。
ですが、「一列歩行を守っていても、前の班を追い越して歩行すること」「登校時に走ること」「それが原因で転んだこと」は大きなケガにつながる一コマでした。上級生には「断る厳しさも本当の優しさであること」を伝えるとともに、下級生には「安全に気を配る行動」を話しました。
「落ち葉」の季節はもう少し続きますが、その後は路面凍結の季節になります。安全な登下校については、節目節目に呼びかけていますが、ご家庭でもご協力をお願いいたします。