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日々の様子
11月29日 4年「盲導犬ふれあい教室」
4年生が「盲導犬ふれあい教室」の出前授業に参加しました。これは「総合的な学習の時間」の学習の一環として実施されたものです。講師の先生からは,目の不自由な人の生活や盲導犬の役割などについて説明がありましたが,写真や画像の資料とともに,分かりやすく話してくださいました。
視覚に障害をもつ人にも困っていることには違いがあって,それぞれに応じてはどんな配慮が必要なのか,盲導犬は生まれてからどんな訓練を受けて,ユーザーとどのように生活をしているか,盲導犬と一緒に歩いている人に出会ったらどんなことに気を付けたらよいかなど,様々なことを学ぶことができました。子供たちもメモを取りながらしっかり学習していました。
「盲導犬を連れている人は,どんなお店であっても盲導犬と一緒に入店できます」などは,初めて知った子も多かったようです。身体に障害をもつ人々の苦労を知り,その人たちを支える社会の仕組みを学び,自分たちにできることを考えていくことは,共に支え合える社会をつくり,持続させていくために必要なことです。子供たちには,きょうの学習を,是非,これからの生活に生かしていってほしいと考えます。
授業の終末には,何人かの児童がアイマスクを付けて,盲導犬を連れて歩く体験をしました。盲導犬の役割や目の不自由な人の気持ちに少しせまる貴重な体験であったことでしょう。