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日々の様子
2月1日 6年「開け!夢のとびら」
職業人講話の最終日です。きょうはアナウンサーと獣医師の方を先生にお招きしました。
アナウンサーの先生からは,まず,ニュースが報道されるまでには,だれがどのように関わっているのか,受け手に正しい情報を分かりやすく伝えるにはどうしたらよいかなどについての説明がありました。時折,「これはどうしてか分かる?」などと,子供たちとのやり取りをとおして和やかな雰囲気で説明が進みます。また,声の高低や言葉のチョイスで,人に与える印象や情報の受け取り方も変わってくることを実演をとおして感じさせてくださいました。そして,先生は,子供たちに,今を大切に生きてほしい,元気に笑顔で生活してほしい,「ありがとう」をたくさん言える子であってほしいと語ります。人生の先輩として,人とのコミュニケーションの大切さを伝えてくださいました。
獣医師の先生は,まず,獣医には,小動物を扱う動物病院や動物園・水族館に勤務する人,牛・豚・鶏を扱う産業動物医など,様々な仕事があることを説明します。そして,動物病院の獣医師は意外と少ないことも教えてくださいました。「たくさんの動物と関わることができます。治療した動物が元気になったときには喜びを感じます。動物の一生に関わることができます。」と,獣医師としてのやりがいを語る先生からは,動物への豊かな愛情を感じることができます。また,「懸命に治療しても助けられない命があります。獣医師には身体的,精神的な強さも必要です。飼い主さんとの信頼関係を築くことが重要です。」と,仕事の難しさも語ってくださいました。先生は,「治療した動物が元気になると,飼い主さんも笑顔になります。」と,動物にも,飼い主さんにも寄り添う姿勢の大切さを教えてくださいました。