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1月17日 1年国語
1年生の国語の授業です。ある教室では漢字の学習をしていました。子供たちは先生の説明をよく聞いて学習に取り組んでいます。「漢字の読み」「書き順」「書き方の注意」「漢字の意味」・・・,「千羽鶴ってどんな時に折るの?」「お見舞いのときにね・・」「ああ~そうかあ」など,言葉のイメージを膨らませるやり取りも見られます。一文字の漢字の学習としては大変な情報量です。でも,楽しみながら学習を進めている様子が見られ,子供たちはしっかり吸収しているようです。
子供たちは,まず,空で書き,手本を指でなぞり,それから書き始めます。こういった学習はタブレット端末ではできません。低学年での文字,言葉の学習では大切なことです。「あれ?カタカナの『チ』になっている人がいるよ・・・」と先生が呼びかけると,「あ,ほんとだ。」と言って,すかさず書き直す子もいました。
ある学級では作文の学習中でした。子供たちは,自分が作成したメモを頼りに作文用紙に書き始めます。先生は,原稿用紙の使い方も,一人一人の様子を確認しながら指導していきます。ある子の「作文メモ」を読んでみました。はじめに,次に,最後に・・・,順序よく書かれています。テーマは家族で出かけたことのようでしたが,短いメモの中に,楽しさや嬉しさが素直に表現されていました。「これからも,いろいろな事柄を豊かに表現してほしい」そんな気持ちになりました。