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日々の様子
11月28日 1年生活科
「おちばや木のみであそぼう」がきょうのテーマです。子供たちは,自分が集めてきた落ち葉や木の実を使って工作を始めました。「これは何ですか?」と聞いてみると,「どんぐりゴマ!」「どんぐり迷路!」「けんだま!」「リース!」など,色々な答えが返ってきました。中には「うーん,わかんなーい」という子も。それでも,その子は作り始めています。きっと,何かイメージしているものがあるのかもしれません。作っているうちに何かひらめくかもしれません。その子は「作りたい!」という気持ちが強かったのでしょう。
造形活動では,作品を完成させることよりも,素材と向き合って,どのように見たり考えたりしていくのかが大切になります。子供たちのイメージが膨らんだり,変化したりしていく過程は学習活動の大切な時間になります。
活動の様子を見ていると,いろいろな子供たちの姿を見ることができます。一人で黙々と作業をする子,友達と教え合ったり見せ合ったりしながら作業をする子など,さまざまです。「下書きを消してから貼ったほうがきれいだよ。」「そうか。そうするね。」という会話も聞こえてくれば,「先生,ここ,くっつくまでおさえてて・・・」「え!先生はみんなの様子を見に行くからここにはいられないよ。おもしをのせればいいんじゃない?」というような子もいます。「えーと,おもし,ないかなあ?」と探し出します。何事も経験です。