日誌

お知らせ 【重要】校則の改定(令和4年10月13日より)について

 本日10月3日(月)朝の会の時間に、本校生徒指導主事より校則の改定に関する連絡がありました。

 本校では、学校経営方針の1つとして「生徒の自主的・自治的活動の推進」を掲げております。また「自主性と豊かな心や社会性をもった生徒の育成」を生徒指導の重点目標として、日々の教育活動に努めています。そこで約2年前から、生徒会と生徒指導部の先生方を中心に「メイク・ルール・プロジェクト」と命名した校則の見直しに取り組んできました。

 例えば、制服については、現在衣替えは年2回となっていますが、その日の気温や体調によって自分で判断して夏服・冬服を選択するのはどうか、雨天時の登校時は体育着での登校を認め、登校後に制服に着替えるのはどうか、靴下・運動靴・肌着や下着の色指定を廃止してみてはどうか、頭髪についても、男子は・・・・、女子は・・・・と表記せず「清潔感のある髪形」とし、禁止の髪形を少なくするのはどうかなど、様々な校則に対して疑問を持って見直しが行われました。生徒たちが必要であると判断した校則については、自治的な活動を通して規則を守ることの大切さに気付かせ、規範意識の醸成を目指したいと考えています。本校の生徒たちは真面目で、決められたことを守ることが当たり前となっていますが、校則を改定していくプロセスの中で何を学ぶのかを大切にしながら、生徒の意見を反映しつつ議論を進めることは、社会の担い手としての「市民」を育てる主権者教育の一環であるとも考えています。

 今回、校則の改定あたって、生徒指導主事から次のようなことも付け加えられました。

 ①校則に書いていないこと → 何をしても良いということではない

 ②生徒の意見を取り入れて決めた校則 → 自主的に守る!

 ③育ててほしいのは【判断力】 → すぐに先生に答えを求めない。

 ④指導やアドバイスには素直に耳を傾け、必要に応じて検討改善をする。

 ⑤【自由度す=責任える】 → 物の管理は自己責任など

 ⑥皆さんの言動によっては、再度、校則を見直すこともある。

 ⑦豊郷中のスタンダード → 他でも受け入れられるとは限らない。

  ※いろいろな価値観を持つ人がいて、その人に評価されることもある。

 ⑧周囲に迷惑がかからない個性は尊重し、否定しない

 ⑨今、あるものを活用する → 不必要に買い替えない。

 ⑩これからの学校、国、世界は皆さんの「意見と行動」で変わる。

  改訂版校則(R4.10.13)はこちら 改定校則(HP).pdf