令和3年度　学校の様子

「交通安全教室」を実施しました。講師は、宇都宮市生活安心課から来ていただいた２名の方々です。

例年、体育館や校庭に集まって行っていますが、今年度は放送室から各教室へのテレビ放送で行いました。

小学生では、１年生の交通事故がいちばん多いというデータがあります。みんな、真剣に話を聞いています。

講話の中で、時々クイズが出題されます。見逃すまいと、画面に集中します。

自転車の安全な乗り方についてのＤＶＤも見せていただきました。

頭部を守るためには、やはりヘルメットの着用が有効です。

栃木県は、中学生、高校生ともに、自転車に乗っているときの交通事故がたいへん多くなっています。小学生のうちから、自転車の正しい乗り方と、ヘルメット着用の習慣を、しっかり身に付けてほしいと思います。

6年生が家庭科の時間に、「クリーン大作戦」をしました。まず、学校の中で汚れが気になるところをピックアップし、その汚れに合った掃除の仕方を調べました。今日は、作戦決行の日です。家庭科室はスポンジを使って……。

ベランダはデッキブラシで……。
　
床掃除の基本は、掃くことから……。

トイレの前の水道は、特に汚れが目立ちます。

この大作戦にも、個人用パソコンを活用しました。

「クリーン大作戦」を決行する前とした後を、画像を撮って比べます。

画像で比べると一目瞭然。より成就感を味わえます。

劇的before afterを実感した「クリーン大作戦」でした。

富屋西部ホタル愛護会アドバイザーの西部様が来てくださり、3年生にお話を聞かせてくださいました。

話は、「ホタルの種類」「ホタルの生息地」「ホタルが育つ環境とえさ」「ホタルの一生」「ホタルの卵」「ホタルの幼虫」「ホタルの成虫」と続きます。パワーポイントを使って、分かりやすく話してくださいました。

最後に、「ホタル研究所」で羽化したゲンジボタルと、そのホタルが産んだ卵を見せてくださいました。

ホタルは、オスのほうが体が小ぶりですが、メスより明るく光ります。コケには、卵が産みつけてあります。

子どもたちも、初めて見るホタルや卵に興味津々です。



学区内にあるホタルの保全地にはすでにホタルが発生しており、愛護会主催のホタル観察会も行われます。

3年生が図書室で、国語の「調べて書こう、わたしのレポート」の学習をしていました。これは、自分が知りたいことについて調べ、分かったことをレポートにまとめる学習です。子どもたちは、それぞれ自分のテーマを決め、調べ学習をしています。

子どもたちの手元には、個人用パソコンがあります。そして、インターネットを使って調べている子もいれば、図書を使って調べている子もいます。

調べるテーマによって、インターネットと図書を使い分けているようです。

図書館司書も授業に入り、図書に関する相談に乗っています。ややもすると「インターネットは万能」と考えがちですが、図書には図書のよさがあります。調べるテーマによって調べる方法を選ぶ力もとても大切です。個人用パソコンを活用しながら、図書の有効性にもあらためて目を向けさせたいと思います。

授業でも、個人用パソコンを使うことが多くなってきました。6年生が、理科の学習で活用している様子です。


そして昼休み。今度は、係活動でも使っています。レク係の子どもたちは、アンケートを配付して集計するのに使っています。新聞係の子どもたちは、新聞テストを作っています。


個人用パソコンは、使うことそのものが目的ではありません。学習でも生活でも、使う場面をしっかり吟味ながら活用していきたいと思います。

1年生が、個人用パソコンの設定をしました。まず、担任からパソコンを渡されます。



どきどきしながらパソコンを開けます。

個人のパスワード設定を行いました。間違わないように打たなくちゃ……。




お絵描きやカメラの機能も体験しました。

高学年では、個人用パソコンの家庭への持ち帰りも始めています。低学年の児童には、まず学校で十分に操作に慣れさせたいと思います。

職員研修の一環として、「富屋の史跡と文化財めぐり」を行いました。案内役は、地元にお住いで宇都宮市文化財調査員の池田貞夫様です。まず、西根地区に向かいました。西根地区には、「徳次郎石（とくじらいし）」の採石場があったことから、道路沿いに石造りの蔵や母屋、塀が多く見られます。

次は、門前地区です。門前の門は、ここ伝法寺の山門をさします。伝法寺は、1349年に後醍醐天皇を開基として、妙哲禅師によって開山された寺です。

本堂には本尊薬師如来が、釈迦堂には釈迦三尊が安置されています。


次に、上町地区に向かい、岡本家屋敷内にあるケヤキを見ました。幹の太さは約８ｍで、大人7人でやっと抱え込めるほどの巨木です。

ケヤキは、宇都宮市指定文化財（天然記念物）になっています。

次に、二宮堰に向かいました。二宮堰は、1852年に二宮尊徳が完成させた新堀（徳次郎新堀）の取り入れ口です。

智賀都神社は、778年、久次良（くじら）一族が日光二荒山神社の御神霊を、千勝（ちかつ）森に祭ったのが起源と言われています。

富屋地区には、まだまだたくさんの史跡や文化財があります。地区を知ることは、子どもたちを知ることにもつながると思います。たいへん有意義な職員研修になりました。

5年生が、たくさんの保護者の方々にもご協力いただき、田植えをしました。

代かきと同じように、学校田の管理をしてくださっている池田様が指導してくださいました。

お手本を見せてくださいます。

いよいよ5年生の番です。




やってしまいました！


終わった後は、学校田の隣を流れる用水路で、ざっと汚れを流します。

最後に池田様が、田植え機を使った田植えを見せてくださいました。じゃんけんに勝った二人が、一緒に乗せてもらいました。

たくさんの方々にご協力いただき、貴重な体験ができました。収穫したお米を給食で食べるのが、今から楽しみです。

2年生が、個人用パソコンの設定をしました。

みんな、どきどきわくわくです。感動のあまり、思わず、「神様、ありがとうございます！」と口にする子も……。

初めてパソコンを開きます。

間違えたらたいへんと、みんな真剣です。





カメラの機能を使って写真も撮りました。2年生も、ちゃんと「写真を撮っていいですか？」と、相手に声をかけてから撮影していました。

新体力テストを実施しました。全校合同で行ったのは、５０ｍ走と立ち幅跳び、ソフトボール投げ、反復横跳びです。ほかの種目は、家庭に実施をお願いしたり、体育の授業で行ったりします。

低学年の児童には、6年生の補助が付きます。

ソフトボール投げです。体育委員会主催で行った「投げる力検定」の成果が出るでしょうか？

それっ！

５０ｍ走は、3人ずつ走りました。

ゴールまで全力で頑張れっ！

立ち幅跳びは、砂場で行いました。


新体力テストは、子どもたちの体力を知る上で大切な行事です。そして、高学年の児童に活躍の場があるという点でも、たいへん意味のある行事です。