竜巻想定の避難訓練　抜き打ちで実施

　２校時が終わって１０分後，多くの児童が校庭で遊んでいるときに，竜巻が南方向から本校に近づいているという設定で避難訓練を行いました。
　事前に各学級で，竜巻に関する学習は行いましたが，昨年度までの訓練と異なり，３～６年生には，いつ行うのかを事前には知らせずに，１～２年の児童には，今日のどこかで行うことだけ知らせて行いました。
　放送が入り，校庭にいた児童は一斉に建物の中へ。本校は窓ガラスのない壁に囲まれた空間がほとんどなく，どこが絶対安全と言い切れないのですが，とにかく中に入ることが先決です。体育館，廊下，特別教室，普通教室と，自分がいたところから近い屋内や，自分がいた教室の机の下などに逃げ込みました。スピーカーから流れる竜巻の轟音が止み，竜巻が過ぎ去ったというアナウンスの後に，職員が校内の破損状況を点検。安全が確認された後に，児童は教室へ移動。担任が点呼を行いました。
　
　
　
　抜き打ち訓練は今回が初めてでしたが，比較的スムーズに行えた一方で，多くの課題も見つかりました。今回の反省をもとに，今後も地震や不審者侵入など，様々な状況設定による実践的な訓練を計画的に行い，いざというときに適切に行動できるようにしていきます。