学校日記

1学期終業式 職員がランドセルを背負って熱演

 今日は3校時に,各種の表彰と1学期の終業式が行われました。
 校長の話では,登校時にお世話になっている交通指導員さんや地域のボランティアの皆さんに,挨拶のできない児童が多いという問題を取り上げ,職員が普段の登校時の様子を演じて見せました。ランドセルを背負い,児童に扮した職員が2つの登校班を編制し,それぞれボランティア役の校長の前を歩いていきます。あっと驚く職員の演技に,みんな目が釘付けになりました。パターンは3通りです。

▼パターン① 皆,うつむいて黙って歩きます。ボランティアさんからの挨拶に誰も応じません。「みんな元気ないなぁ,疲れているのかなぁ?」
 
▼パターン② 一人一人が勝手におしゃべりやふざけっこをしています。ボランティアさんのことなどお構いなし,知らんぷりです。「危なくて見ていられない。」
 
▼意気消沈のボランティアさん。それぞれの班が歩き去るごとに,さびしい胸の内をつぶやきます。するとフロアの子どもたちからボランティアさんを元気づける声が・・。「みんな優しいな。よし,もうひと頑張り。」
 
 次に来た子たちは,どちらの班もすばらしかった!
▼パターン③ 
 「おはようございます。」みんな爽やかに挨拶します。
 「ありがとうございます。」ボランティアさんに感謝する子も。
 
▼3パターンの提示が終わり,「自分はどれかな」と問いかけると・・。

 3番目に手を挙げる子が多かったのですが・・・。ちゃんと相手に伝わるということが大切ですよね。さあ,秋休み明けの2学期から,みんな「爽やか挨拶」実行あるのみです!!
 最後にキャストが勢揃い。子どもたちから温かい拍手が贈られました。