学校日記　（平成３０年度）

　
　今日は２年生が，学校の畑で収穫したさつまいもを使って茶巾を作りました。
　初めての家庭科室での授業でしたが，子どもたちは動じることなく，驚くほどスムーズに作業は進みました。家では，レンジでチンで作れてしまいますが，ここはオーソドックスに。切ったさつまいもをコトコト茹で，竹串を刺して火が通ったかを確認。やけどしないように気を付けて取り出し，すり潰します。バターと砂糖で味付けしてからラップにとり，最後にごまを振りかけて，キュキュッと絞って完成です。もちろん，片付けもしっかりとできました！
　すぐに食べたいところですが，ぐっと我慢。お家に帰って温めてから食べてくださいね（もう食べたかな）。　
　
　
　

　５日（水）に，宇都宮地方法務局から人権擁護委員の方にお越しいただき，６年生を対象に人権講話を聞く授業が行われました。視聴したビデオでは「掃除は女子がやればいい・・」「アメリカからの転校生が，アジア系の子だったことにがっかり・・」といったケースが紹介され，私たちの意識の中に，決して悪気はないのだけれど，実は差別・偏見の意識が隠れているかもしれないことに気付かされました。
　

　今日は，生活科の校外学習で，近くの桜美公園に行きました。５月に訪れた際には，虫や草花を観察したり，公園ではきまりを守って遊ぶことが大切であることを学んだりしました。
　気温も下がり，草花の様子も一変した二度目の今回は，「冬らしい自然」を見付け，「冬にしかできない遊び」について考えました。子どもたちは，目で形や色を見る，耳で小さな音を聞く，顔を近づけて匂いを嗅ぐ，手で触れた感じを確かめるなど，五感を使って「冬」を感じることができました。

▼落ち葉の絨毯がお出迎え。夏のときとは大違いです。
　
▼自分の知っている草花の名前を，他の子へ教える姿も見られました。
　
▼木の幹を触り，「ざらざら」「ふわふわ」を発見。
　
▼見付けたことを言葉と絵で表します。「先生あのね！」の言葉が飛び交いました。
　
　
　

　昨日，大地震から給食室より出火したとの想定で，避難訓練が行われました。校庭の南側に避難完了後は，宇都宮西消防署の所員の方から，実に分かりやすく，そしてためになる講評と講話をいただき，皆，真剣に聞いていました。上学年と下学年とに分かれ，一方が講話を聞いている間，もう一方は煙道体験を行い，前がよく見えない中を歩くことの困難さを実感しました。西消防署の皆様，ありがとうございました。
　
　
　
　
　

　１１月３０日（金）と，全市一斉に小学校の土曜授業日だった翌１２月１日（土）の２日間は，本校のオープンスクール。時間割に沿った各教科等の授業に加え，２年生では，過日，園児や１年生をおもてなしした「おもちゃまつり」を今度は自分たちが楽しむ活動が行われたり，４～６年では外部講師による特別授業も行われたりしました。また，土曜日の業間には，校内人権週間に因んで，人権標語の優秀作品の親子表彰や，児童会の企画委員会による「いじめゼロ集会」が行われました。
　特に土曜日は，とても大勢の保護者そして地域の方にご来校いただきました。皆様，ありがとうございました。学校全体が賑わい，子どもたちはちょっとお祭り気分。普段に比べて，テンションが高かったようでした。
　
　
　　
▼２年生の「おもちゃまつり」の活動
　
▼市の「ふれあい文化教室」が行われた４，５年生。４年生は和太鼓，５年生は尺八と箏について，体験を通して学びました。
　
　
▼地域協議会とタイアップして行った，スマホ・ケータイに関する親学出前講座（６年）。市教委から講師の先生にお越しいただきました（写真左）。
▼人権標語の親子表彰（写真右）
　
▼児童会の企画委員会による「いじめゼロ集会」。冒頭，いじめゼロを訴える「とまつりマン」が登場。会では「わたしのいもうと」の朗読に続き，５・６年生の代表が感想・意見を発表しました。子どもたちが，自分の身近でも起こり得ることとして，重く受け止めてくれればと思います。