宝木日記

2016年6月の記事一覧

ありがとうございます グリーンボランティアの皆様

 6月16日(木)に,グリーンボランティアの方が中庭や東の花壇で作業されていました。季節ごとに,きれいな花々が咲くようにいつも手入れをしてくださっています。今回も,草をむしったり,苗を植えたり,咲き終わった花や茎を集めていらっしゃいました。梅雨の合間の蒸し暑い中,作業してくださっていることに感謝しています。
 
 お話を聞くと,珍しい花を紹介してくださいました。「半夏至」(ハンゲショウ)です。
 名前の由来は花に近い葉がお化粧をしたように白くなるところからつけられました。カタシログサ(片白草)という別名もあります。花の近くの葉が白くなるのはあまり目立たない花の代わりに昆虫を寄せるためだといわれています。このように葉が白くなる植物は日本では他にマタタビがあります。
 
 もう一つ「アカンサスモリス」という花を紹介してくださいました。
アカンサスは、数種類が地中海地方に見られ、毎年花を咲かせる多年草です。その生命力に注目されてきました。ギリシアの国花になっています。古代ギリシア・ローマ時代,コリント様式の建築の柱の先にアカンサスの葉が彫刻のモチーフとしてデザイン化されているのはとても有名です。日本には,明治末から大正時代に入ってきました。葉がアザミに似ているので,ハアザミという和名もあります。