6年生

6年生 民話語り「宝の木」

 読み聞かせでは,宇都宮の民話「大谷の話」と「宝木の由来」を聞きました。大谷の「天狗の投げ石」の民話や「荒針」の蜂の話はなるほどそんな言い伝えがあるのかと感心しました。宝木の地名の由来については,時間がなく紹介だけになってしまいましたが,次のようなお話があるそうです。

 今から約350年前(寛文10年ころ)現在の宝木地区の一部に六軒と呼ばれていた集落がありました。ここに古墳のような大塚がありそこに一本の老木がありました。名も知れぬまま当時の住民は,「宝の木」と呼んでいました。明治5年土地区制により,この老木の名称から「宝木村」となりました。この「宝の木」は,明治40年宇都宮第十四師団司令部設置の際,司令部の庭木として寄贈され,現在「国立栃木病院」にあります。

 本当の学名は,猿の手柏(コノテカシワ)といいます。宝木小にも,プール近くに植えてあります。ぜひ探してみてください。

 宇都宮学で,宇都宮の民話の学習もしています。教科書以外にもいろいろな民話があるので,ぜひ調べてみてはいかがでしょうか。