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講話集会
1月8日(金)に学校が始まり,今年初めての講話集会が行われました。今回の校長先生のお話は,「十二支のはじまり」でした。
校長先生:「十二支は,全部言えますか。」 子供たち:「はーい。」「ね,うし,とら・・・・・。」
スクリーンに映された絵本「十二支のはじまり」(作:岩崎京子,絵:二俣英五郎,出版社:教育画劇) を見ながら,校長先生の読み聞かせがスタートしました。
【あらすじ】
むかしむかし,神さまがいいました。
「動物たちよ,元旦の朝にあつまりなさい。一番はやく来たものから十二番目のものまで,順番にその年の守り神にしてあげよう。」
神さまから大事なお役目をもらえるというので,動物たちははりきって元旦を待ちました。けれど猫(ねこ)だけは集まる日をわすれてしまい,ねずみのところにききに行きました。
「ねずみどん,神さまがおっしゃった日はいつだったっけな」
ねずみは,猫がこなければ自分がえらばれると思って、
「猫さん,神さまは一月二日に来るようにとおっしゃったよ」
とこたえました。
気のいい猫は,ねずみのことばをすっかり信じてしまい,元旦の朝はねていました。
さて,動物たちは元旦の日の出とともに神さまのところへ向かいました。ねずみは先頭をあるいている牛の角につかまって行き、もうすこしというところでとびおりて,一番に神さまのところへ行きました。
つづいて牛がやってきて,虎(とら),うさぎ,龍(たつ),蛇(み,へび),馬,羊,猿(さる),鶏(とり),犬,猪(い,いのしし)の順番で神さまのもとにたどりつきました。
猫は元旦の朝にたっぷり寝ぼうをして,翌日の朝はやく神さまのところへ行きました。ほかの動物たちが来ていないので,てっきり自分が一番だと思い,
「神さま、わたしが一番ですね。だいじなお役目をいただけますか」
といいました。
神さまは,すこしあきれたような顔をして,
「猫よ,わしは元旦に来るようにいったはずだよ。ざんねんだが年を守る役目はすっかりきまってしまった」
といいました。それで猫はねずみにだまされたことを知り,じだんだをふんでくやしがりました。
それから猫はねずみを見るとつかまえて食べるようになったということです。
子どもたちは,大きな画面に引き込まれるように夢中で聞き入っていました。
お話の後,次のお話がありました。「今日から学校が始まります。元気にあいさつができる人が少しずつ増えてきました。さらにたくさんの人が元気にあいさつできるようにしていきましょう。」
日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
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