避難訓練に合わせた防災メニュー

 8月31日(金),9月1日は防災の日なので,宝木小でも避難訓練が行われました。

 今回は,地震・火災発生時の避難訓練でしたが,発生時刻が業間休み終了直前に設定されていたので,自分たちで放送を聞き安全に避難するというのが一番の目標でした。

 先生たちが見守る中,子どもたちは訓練開始直後から自分の身を守りながら静かに放送を聞いていました。火災発生の放送を聞くと,避難場所を確認し,ハンカチで口を覆って足早に避難集合することができました。中には,友達と話をしてしまったり校舎内で走ってしまったりする子もいて100点満点とはいきませんでしたが,多くの子どもたちは春の避難訓練で学んだことを生かして戸惑わず安全に避難することができました。

 集合後,宇都宮市西消防署宝木分署の職員さんからお話を聞き,安全に対する意識を高めることができました。
 
さらに,今回は先生方による消火器使用訓練の様子も見学しました。消火訓練の様子を見学することで,子どもたちは消火器が案外簡単に使用できることが理解できたようです。しかし,実際の火災では子どもたちは自分の身を守ることが一番です。消火活動を手伝うのではなく,避難を優先しなくてはいけないこともあわせて学びました。
 

 避難訓練の後,給食でも防災メニューを提供しました。もしも災害にあって給食が出せなくなった時でも食べられる冷凍クロワッサンや,そのまま食べられる救給シリーズのコーンスープなどは,子どもたちにも目新しく,味もおいしかったようであっという間に食べきっていました。コーンポタージュには玄米も入っていて,腹持ちが良くなるようになっていました。普段なかなか食べることのない食品だと思うので,とても良い体験になったようです。
  
 

 ランチルームには防災の日に合わせた掲示物を作成しましたので,学校にお越しの際はぜひご覧になってください。