宝木日記

第1回講話集会

   
 今日の講話集会は,校長先生の実験で始まりました。実験と聞いて,理科好きの子供たちは目を輝かせて「何が始まるのかな。」と注目していました。まず,校長先生がダンボールの箱から取り出したのは,1本の使い終わったトイレットペーパーの芯です。この1本の芯を手で押すとすぐにつぶれてしまいました。
 次に,出てきたのは,トイレットペパー88本を立てた実験道具でした。「この上に重さ6kgの消火器を乗せてみるよ。」さあ,どうでしょう。今度は,芯がつぶれないで消火器は立ったままでした。さらに,もう1本追加して消火器2本を立ててもだいじょうぶでした。
 最後に協力してもらったのは,1年生の男の子。なんと1年生がその上に乗ってもびくともしませんでした。「では,この実験で校長先生がみんなに伝えたかったことはどんなことでしょうか。」「一人では無理なことでも,みんなが力を合わせればできるということ」と6年生が答えてくれました。
 「運動会では,苦しい時やつらい時があるかもしれないけれど,みんなの力を合わせて素晴らしい運動会にしてください。」