宝木日記

6年生を送る会~心を込めて~

 3月1日(水)5時間目に体育館で6年生を送る会が行われました。卒業まであとわずかの6年生に児童会主催で下級生が心を込めて開きました。5年生が中心になって準備をしてきました。
 入場後,タカラッキー班(縦割り班)で並び,班ごとに準備したプレゼントを贈りました。そのあと,学年ごとに並び替えて,歌や呼びかけのプレゼントをしました。
       
 1年生は,「ビリーブ」の歌に手話を付けて元気に歌いました。最初と最後にお世話になったお礼の言葉を入れた呼びかけもしました。1年生にとっては,6年生は頼もしいお兄さんとお姉さんでしたね。ありがとうございました。
   
 2年生は,桃太郎と金太郎,浦島太郎が出てくる楽しい劇で始まりました。桃太郎が一人しょんぼり泣いていました。そこへ金太郎と浦島太郎がやってきました。「大丈夫?おれ,金太郎」「おれ,浦島太郎。」「おれ,桃太郎」「あっ,みんな太郎じゃん。」「なんかロマンチック!」(笑い) 「これメタセコイヤの実,友達のしるし」「わぁー,いいの?」「うん。」「ぼくもこれっ,タカラッキー!」「わぁー,いらないっ。」「また,またあ。」(会場が笑いに包まれました。)そして,「みんながみんな英雄」の歌をはっぴ姿で元気に歌いました。
     
 3年生は,「サクラ咲ケ」の歌と呼びかけです。チアガールがチアボーイが10人出てきて応援のダンスを踊りながら,歌を歌いました。途中のラップの所で,6年生に向けて感謝の呼びかけをしました。
   
 4年生は,星野源さんの「SUN」の歌と呼びかけをしました。大きな呼びかけの声が体育館に響きました。サビの部分では,ふりを付けて歌いました。
    
 5年生は,初めに「キリマンジェロ」の合奏をしました。さすがにもうすぐ6年生の後を受け継ぐだけに素晴らしい演奏でした。そして,もう一曲「ふるさと」を合唱し,6年生に心を込めた歌のプレゼントをしました。歌詞の途中で「メタセコイヤもタカラッキーも君のふるさと♪」という替え歌の部分があり,卒業間近の6年生の心にはぐっとくるものがありました。何人かの6年生は,涙ぐんでいました。
    
    
 各学年のプレゼントの後で,思い出のフォトストーリーが体育館のスクリーンに流れました。いろいろな思い出の場面が走馬灯のようによみがえってきました。6年生は,隣の友達と笑いながら見ている子もいましたが,3・4年生のころのことを思いだし,ジーンと涙をこらえきれない6年生もいました。
  
 続いて,キロロの「ベストフレンド」を下級生全員で歌って,6年生に贈りました。下級生の感謝の気持ちが伝わる歌声でした。
 
 下級生からのプレゼントのお返しに6年生は,「生きる」という詩を群読で聞かせてくれました。次に「桜の雨」という歌を合唱で歌いました。
さすが6年生だなあとみんな感心して聞き入っていていました
 
   
 このあと,校長先生からのお話がありました。5年生のリコーダーの「大きなメタセコイヤ」の演奏と拍手の中,花のアーチをくぐって,6年生は退場しました。心温まる6年生を送る会になりました。中心となって活躍してくれた5年生,ご苦労様でした。もう6年生からバトンが渡っても大丈夫ですね。
    
 6年生の皆さん,登校班,委員会やクラブ活動など学校のために頑張ってくれてどうもありがとうございました。残り少ない宝木小学校での1日1日を大切に過ごしてください。