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2021年12月の記事一覧
お米を炊く(5年生)
5年生の家庭科では日本の伝統的な食事,ご飯とみそ汁を学習しています。
まずは主食となるご飯を炊いてみることから学習しています。
おいしく炊くには,どのようなことがポイントになるでしょう。
固いお米がどのようにしてご飯へと変化するのでしょう。
子どもたちは自分の家の様子を思い出すことからはじめ,炊き方のコツを教科書や端末の映像などで調べたり,先生の説明を聞いたりする中で,新たな気付きを得ていました。
いよいよ本番。学校ではガラス鍋を火にかけて炊いていきます。
米を洗います。
手早く洗います。
吸水した後の米の様子を観察します。
点火しました。水の様子に注目です。
沸騰の状態です。
火加減を調節します。
鍋の中の様子が変化してきています。
蒸らし終えて,いよいよ試食です。
「湯気が出てきたよ」「沸騰してきた!吹きこぼれちゃう!」初めてみる現象に子どもたちは焦りの様子も見られ,「火を弱くしていいんじゃない?」などと火加減のタイミングにはとても慎重でした。
鍋の蓋を開けるまでの間,水分がお米に吸収されて一粒一粒がご飯に変化していく過程で,いろいろな感動を味わっていました。
自分たちで炊いたご飯の美味しさ,きっと特別な味わいになったことでしょう。
炊飯器に頼らないで炊く方法を知っていることは,非常時などいざというときにきっと役立つはずです。みんなで助け合うことにもつながるかもしれませんね。