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2021年12月の記事一覧

くらべかた(1年生)

1年生算数の時間です。


T:「どちらのペンが長いでしょうか?」
先生の問いかけに子どもたちは瞬時に反応してきます。
T:「では,どのように比べて確かめますか?」
C:「手を使ってはかる」「ペンの端をそろえてはかる」

 今日は,いろいろな具体物を使って,比べるときに大切なことを見つけ出していくことがゴールです。

 

T:「自分の鉛筆で長いと思うものを出して,お隣さんと比べてみましょう」
  「どのように比べるかも考えてみてね」



T:「次に,このように置いた毛糸を比べてみましょう。さて,どちらが長いでしょう?」

 子どもたちは次々に変わっていく具体物を見て,比べ方のコツに何となく気付き始めています。 「ピーンと伸ばす」

 比べるものの形状が直線から曲線に変わると,新たな課題が生まれますが,子どもたちは夢中になって調べていきます。
 自分で持っているリボンテープや毛糸,さらには縄跳び用の縄も用意して,友達と真剣に比べる活動を続けています。

 みんなで考えを出し合い,実際にやりながらコツを確かめていく子どもたちの表情は「やっぱり」と自信満々です。

「端をくっつけないと」「ピーンと伸ばさないと」比べるために大切なことに気付いてきました。

 今日の学習「くらべかた」のポイントワードはこれでした。
 みんなで創り上げました。

   「ピーン,ピタ,ピタリ!」  「シューピタ!」

子どもたちも納得のポイントワードです。
そして振り返りには「他のものも比べられそう」と,期待膨らむ意欲がみられました。