昭和小NEWS

縦割り班で社会性を学ぶ

6月8日(水),ロング昼休みを活用した縦割り班活動,のびのびタイムを実施しました。今回は縦割り班ごとの自由遊びです。密を避けるために,校庭と教室に分けて活動しました。校庭グループは,ドッジボールやドロケイが人気です。室内では,フルーツバスケットや震源地はどこだゲームが人気でした。

さて,今回も6年生が1年生を教室まで迎えに行きます。前回のウォークラリー大会で交流がさらに深まったこともあり,1年生は6年生大好き状態です。

それぞれの遊びの中では,上級生は,下級生がなるべく鬼にならないようにと心配りをする姿が多く見受けられました。この上級生の姿勢は,すぐに身に付くものではありません。これまで先輩から受けてきた心配りを,上級生になった今,自然と実行しているのだと思います。そんな中で,興味を引く場面がありました。フルーツバスケットで5年生と6年生がお互いに気を使って席を譲り合う状況が発生しました。時間が経っても譲り合っています。すると,もう一人の6年生が,譲り合っている2人に席を提供し,自分が鬼の役を引き受けました。この粋な計らいに,そう来たか!と感服しました。縦割り班活動でやさしさをもらったり,やさしさをあげたり,先輩大好きを表現したり,譲り合ったり,そして,粋な計らいに気付いたりしながら,子供たちは社会性を少しずつ身に付けていくのだと感じた次第です。大切にしたい取組の1つです。

時間になって解散後は,6年生が1年生を教室まで送っていきます。教室まで1年生は,6年生大好き状態でした。