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城山東通信
ピカピカになった教室で
ピカピカになった教室で {心&学}
秋休み中に機動班の方が,教室のワックスがけをしてくださいました。きれいになった教室で,放送による始業式を行いました。学校長から次のような話がありました。
さあ,2学期がスタートしました。目標は決まりましたか?秋は,学習に運動に読書に励むのによい季節。マスクを付けての生活は続きますが,コロナも落ち着いてきたので,学習活動の幅を広げられる時期が来ました。皆さん「やれば成長できる」をモットーに挑戦して,大きく成長してほしいと思います。
これから,「心をかける」というお話をします。人にも物にも心を掛ける。
1つ目の例は,あいさつ。終業式にあいさつは社会を明るくするということを話しました。一方で,自分から先にあいさつをする意味は,「相手の存在を認め,相手を大切にしている」ということでもあります。もちろん明るく元気なあいさつがいいですが,大きな声を出すことが苦手な人は,相手の目をきちんと見て,心を掛けてあいさつすると伝わります。
2つ目の例は,友達や先生など,どの人の話にも心を掛けて聴くこと。「聴く」という文字は,耳と目と心が入っています。よく聴く態度は,あいさつと同じく相手を大切にしていますということの表れです。話している時,誰かが頷いて聴いてくれたら,話しやすいでしょう。また一方で,聞き手である自分を伸ばすためでもあります。
・ステップ1:よく聴いて中身が分かると楽しくなります。
・ステップ2:話している人が伝えたいことは何かを考えて聴けるようになります。
・ステップ3:聴きながらそのことについて考えられるようになります。私はこう考えるとか,「この話は前に勉強したあのことと繋がってるぞ」というふうに,脳が活発に動いてどんどん聴き方が上達し賢くなります。そしたら,きっと話し合いをしたくなるはずです。話し合うと益々脳が活性化して賢くなります。
「心を掛ける」ということで,2つ例を挙げましたが,他にもどんな時に,どんな物に「心を掛ける」ことができるか考えてみてください。