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5月30日(金) 西が岡のSDGs「もったいない運動の推進」
本校では、持続可能な開発目標(SDGs)達成に向けて、日々の学校生活の中で様々な取組を進めています。特に力を入れているのは、「プリントペーパーレス」、「余った紙の処理」、そして「ごみの分別」の3つの柱です。これらは一見小さな取組に見えるかもしれませんが、子どもたち一人ひとりの意識を変え、地球の未来を守る大切な一歩だと考えています。
ペーパーレスで環境に優しく
まず、「プリントペーパーレス」の推進です。これまで配布していたお知らせや連絡事項を、可能な限りデジタル化し、保護者の皆様への配信や学校ホームページでの公開に切り替えています。これにより、紙の使用量を大幅に削減し、森林資源の保護に貢献しています。子どもたちも、タブレット端末などを活用して情報に触れる機会が増え、デジタル社会に対応するスキルも自然と身につけています。
大切な資源を無駄にしない「余った紙の処理」
次に、「余った紙の処理」です。子どもたちが学習で使い終わったプリントや、書き損じの紙、印刷ミスなどで不要になった紙は、すぐに捨ててしまうのではなく、裏面として再利用したり、資源回収に回したりしています。子どもたち自身が、紙が貴重な資源であり、安易に捨ててはいけないことを学び、紙を大切に使う習慣を身につけています。各教室には「裏紙ボックス」を設置し、子どもたちが主体的に分別できるようにしています。
徹底した「ごみの分別」で循環型社会を意識
そして、最も身近な取組の一つが、「ごみの分別」の徹底です。教室や廊下には、燃えるごみ、燃えないごみ、プラスチック、ペットボトル、牛乳パックなど、細かく分別できるよう複数のゴミ箱を設置しています。給食の後片付けの時間には、担任の指導のもと、子どもたちが協力して丁寧に分別を行っています。単に捨てるだけでなく、「これはリサイクルできるかな?」「どうすればごみを減らせるだろう?」と考える習慣が身につき、循環型社会への意識を高めています。
未来のために、できることを、今
これらの取組を通して、子どもたちは、自分たちの行動が環境にどのような影響を与えるのかを実感し、地球規模の課題を自分事として捉える力を育んでいます。SDGsは、遠い目標ではなく、私たちの身近な生活の中にこそ根ざしているということを、日々学んでいます。
これからも本校では、子どもたちが未来の地球を支える担い手として、持続可能な社会の実現に貢献できるよう、様々なSDGsへの取組を積極的に推進してまいります。ご家庭におかれましても、本校の取組にご理解ご協力いただき、共に未来のためにできることを考えていただければ幸いです。