日誌

4月18日(金) 外国語の学習

 グローバル化が加速する現代において、子どもたちが世界にはばたくための第一歩として、外国語に親しみ、コミュニケーション能力の基礎を培うことは非常に重要です。本校では、子どもたち一人ひとりが楽しみながら、着実に外国語の力を身につけられるよう、以下の通り、外国語の学習を展開しております。

1. 低学年からの豊かな外国語体験(1~4年生)

 1年生から4年生までの各学年では、担任の先生と外国語指導助手(ALT)が、毎時間の授業で力を合わせたチームティーチング(TT)を行っています。「生きた英語」に触れる時間を大切にし、歌やゲーム、体を使った活動などを通して、子どもたちが自然と外国語に親しみ、積極的にコミュニケーションを取ろうとする意欲を育んでいます。

2. 高学年での発展的な学びと自信の育成(5~6年生)

 5年生、6年生では、週に1回、担任の先生とALTによるTT授業を実施しています。高学年では、基礎的な会話力に加え、より発展的な内容にも挑戦し、自分の考えや気持ちを簡単な言葉で伝えられるようになることを目指します。ALTとの触れ合いを通して、異文化への理解も深め、自信を持って外国語を使えるように丁寧にサポートしてまいります。

3. 子どもたちが夢中になる授業展開と教材

 授業では、子どもたちが飽きることなく、主体的に学べるよう、様々な工夫を凝らしています。例えば、日常生活で使えるフレーズを取り入れたり、グループワークやロールプレイングなどの活動的な学習を取り入れたりすることで、子どもたちの興味関心を引き出し、能動的な学びを促しています。教材も、視覚的に楽しく、学びやすいものを厳選・開発しています。

4. 高学年での「読み書き」の基礎づくり

 高学年では、アルファベットの丁寧な筆記指導に加え、文字と音のルールを学ぶフォニックス指導にも力を入れています。これにより、子どもたちが正確に文字を読み書きし、正しい発音でコミュニケーションを取るための基礎となる力をしっかりと育んでまいります。

 これからも、本校の外国語学習へのご理解とご支援を賜りますようお願い申し上げます。子どもたちの「世界への扉を開く力」を育んでいきたいと考えております。

<4月18日 高学年の外国語授業の様子>