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【6年生】アルコールに関する健康教育出前授業がありました!
12月21日(木)宇都宮市保健所より講師の先生をお招きし、アルコールに関する健康教育出前授業を行いました。
なぜ大人は良くて、子供はダメなの?
という疑問に、ふむふむと納得する説明をしていただきました。
保護者や地域の皆様なら、どうお答えになりますか?
アルコールには良い作用と悪い作用がありますが、子供の体はアルコールを分解する力が弱く影響を受けやすいとのことです。
肝臓、脳、骨などの臓器への影響や、急性アルコール中毒やアルコール依存症などの病気、未成年者飲酒禁止法などにも触れながら、未成年者の飲酒が望ましくないことを教えていただきました。
それでも無くならない未成年者の飲酒・・・
過去の調査によると、そのきっかけとなった理由は第1位「大人に勧められたから」(約4割)だそうです。
これは・・・私たち大人の意識改革が必要だと反省しました。
これからクリスマス・年末・年始と、家族や親戚と楽しく過ごすイベントが続きます。
もし、そんな場面で大人から飲酒を勧められたら・・・
そんなことを想定して、断り方のロールプレイングも行いました。
誘い役の教員が「ジュースの味だよ。おいしいよ。」「お正月だからいいじゃないか」「お父さんには内緒にしておこう」などと誘います。
児童は「飲んでみたいけど、大人になってからにする!」「無理」「イヤ!」とはっきり断ることができました!
他にも「体に悪いから」「成長に悪いから」「法律違反だよ」「飲みすぎじゃない?」などの断り方も教えていただきました。
最後に、アルコール依存症から治った人のお話(手紙)を聞いて、授業は終わりです。
最初は楽しく飲んでいたけど、徐々に友人たちが離れていき最後は寂しく・地獄のような日々だったこと。その後、いろいろな人たちの力を借りて依存症を克服したこと。未来ある子供たちには同じ思いをしてほしくないこと、などが綴られていました。子供たちもシンと静まりかえって話を聞いていました。
講師の先生からは「お酒よりも、自分が楽しめる・夢中になれるものを見つけて!」とアドバイスをいただきました。
ご指導ありがとうございました!!