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5年生のふれあい文化教室

 20日に,5年生で和久文子先生をお招きし「ふれあい文化教室」を実施しました。コロナウイルスの影響でなかなか楽器に触れる機会が少なくなっている状況の中,たくさんの筝を準備していただきました。
 初めに講師の先生方4名で鬼滅の刃の「紅蓮華」を演奏してくださいました。筝と尺八で奏でる音色は和の雰囲気で素敵なアレンジになっていました。子どもたちからは「すごい。」「かっこいい。」という声が自然と出ていました。

  

 そのあと,筝の演奏体験をしました。爪のつけ方や演奏の仕方など初めて体験する児童がほとんどでしたが,弾き方のポイントや姿勢などを講師の先生方が見せながら分かりやすく説明してくださいました。最初は,おぼつかない様子でしたが,弾いているうちに少しずつキーンと響く良い音色が出せるようになっていきました。演奏する楽しさに触れて夢中で取り組んでいました。

  
  

 筝の演奏体験の後,尺八の説明をしていただきました。尺八の長さによって音色の高さが変わることや穴が5つしかなくても穴のおさえ方で無数の音がだせることなど,たくさんの秘密を教えていただきました。

   

 最後に「春の海」や尺八の先生が作成された「やたがらす」を演奏していただきました。また,質問コーナーでは,多くの児童が気になることや疑問に思ったことを聞いていました。
 普段経験することができない和の文化に触れたことで,子どもたちにとって貴重な体験になりました。
 演奏は,すばらしく,お話は,おもしろく,あっという間に時間が過ぎていました。
 その後の音楽の授業では,楽器の演奏の仕方に気を付ける児童が目に見えて増えました。調べ学習では,和楽器について調べる児童がたくさんいました。本物に触れることの大切さを改めて感じました。ありがとうございました。