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先生たちも日々勉強です!

 本校では「主体的・対話的で深い学びの実現に向けた授業改善~意欲を高め,学びを深めるICTの活用~」を研究主題に日々授業研究や教材開発を行っています。これまでの取組はHP上でもいくつかご紹介してある通りです。
 さて,7月15日には全職員参加でICTを活用した授業の校内研修会を実施しました。発表学年は3年生(体育)と4年生(外国語)です。今回は,宇都宮市教育センターでICT分野を担当されている大島昌幸指導主事を指導助言者としてお招きし、授業だけでなく研究の進め方などの指導講評をいただきました。なお、大島指導主事には11月の授業研究会にも関わっていただきます。
 まずは3年生の体育「台上前転」です。本時は,新しく覚えた技である台上前転をレベルアップするために友達とアドバイスをし合う授業です。クロームブックの動画撮影機能やスロー再生機能,クラスルームアプリ,自動収集アンケートなどを活用した授業を提案しました。子どもたちは,ペアになって端末を上手に操作し,お互いの試技を確認して,たくさんのアドバイスを送り,技能の向上が実現できていました。
 
   
 次は4年生の外国語「アルファベットで文字遊びをしよう」です。「相手に伝わるよう工夫して,アルファベットクイズを出し合おう」というゴールに向けた授業を展開しました。Googleアプリのjamboardをつかった端末上のカルタ形式ゲームをしたり,端末持ち帰り時に撮影した写真をつかって作成したクイズをしたりと端末のよさを上手に引き出した授業を提案してくれました。
   

 放課後は,授業研究会です。授業者の反省と参観した内容をもとに2つのブロックにわかれて話し合いを行いました。いい面だけでなく,疑問点や,改善すべき点など職員一人一人が意見を述べながら,どちらの学年も白熱した話合いができていました。授業者にとっても,参観者にとっても,とても有意義な時間となりました。
 
 最後には大島指導主事より,授業の講評と今後の研究についての助言をいただきました。授業に関するたくさんのお褒めの言葉や今後の研究での注意点,他校の取組の様子など多岐にわたるお話でしたが,特に「ICTを活用する研究を進めていく中で,改めて教科の目標について立ち返ることが大切である」という言葉は,非常に印象的でした。
 さて,本校ではこれからもICTと教育の絶妙なブレンドの仕方を研究していきます。11月にも実施される授業研究会でも,今回のように意義のある研修ができるように頑張っていきたいと思います。
  
      
【謝 辞】
 なお,本研修開催にあたっては,学校内の見守りとして多数の保護者の方にお力をお借りしました。この場をかりてお礼申し上げます。大変ありがとうございました。