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本校学区には、明治・大正・昭和・ 平成の本市の政治・経済・文化の中心として、また、市内外・全国的に活躍をされている多くの人材を輩出し、学区内に居を構えた著名人も数多くいまし た。そこで、人物を紹介するには基準をどこに置くか大変難しいものがありましたが、今回は地域の調査から上がってきました人物を中心に紹介することにしま す。
1 志賀かう子
宇都宮で初の女医となり、95年の生涯を全うした祖母ミエの生涯をえがいた「私の祖母ミエ」で日本エッセイストクラブ賞受賞しました。
2 吉屋信子
1896年、新潟市生まれ。1952年に「鬼火」で女流文学賞、1967年に菊池寛賞を受賞。その他『花物語』『安宅家の人々』『徳川の夫人たち』 『女人平家』など著書多数。父・雄一が退官して日本赤十字栃木支部主事となったためその住まいの跡が現在小幡1丁目5-1にあります。
3 山本有三
父は宇都宮藩士でありましが、明治維新後裁判所の書記を勤め現在の小幡町に住まいがありました。有三が生れた時は栃木市で小さな呉服商を営んでいまし た。墓 は、昭和40年頃まで安養寺にありました。
4 宮崎 駿
スタジオジブリの映画監督兼取締役。昭和16年に東京都文京区に生まれ、男ばかり4人兄弟の次男で幼少時代に宇都宮市で空襲を体験しました。宇都宮市の 松が峰に住み、西小学校に通いまし た。市役所の西の東武鉄道の線路近くに住まいが現存しています。
5 高木琳光
戦時中は中島飛行機(富士重工業の前身)の技師を勤め、西2丁目3-1の神山吉弘さん宅に昭和19年春から1年7ヶ月間間借りし後に菊水町に移りまし た。 『刺青殺人事件』『能面殺人事件』『成吉思汗(ジンギスカン)の秘密』等を著しました。
6 上原 謙
小幡1丁目3-28に住む。戦前戦後の映画界を代表する天下の二枚目スター。本名は池端清亮。加山雄三の父。
7 五十嵐久人
西校を卒業した元体操選手で現在は新潟大学教授。1976年モントリオールオリンピック体操男子団体金メダリスト。
8 池田勇人
日本の高度経済成長の進展に大きな役割を果たした政治家です。1929年(昭和4年) 宇都宮税務署長の時、宇都宮での生活は関東牛乳の和気さん宅(西1-1-1-)を住まいとしていました。
9 井村君江
1932年3月1日に江野町1-1-2(富貴堂)に生れ、西小学校を卒業しました。うつのみや妖精ミュージアムの名誉館長。
10 福地光男
本校の卒業生。南極探検隊越冬隊長。