学校の様子

9/24(土)清原地区防災訓練が行われました

 本市においては,多くの小中学校が一時避難場所に指定されているほか,全ての小中学校が避難所に指定されており,近年の集中豪雨や台風,地震等の大規模災害の発生により,学校は,児童生徒の学びの場だけでなく,地域住民にとっても災害時の重要な役割を担っています。そういったことを踏まえ、9/24(土)台風が接近する中、清原地区防災訓練が清原地区防災会を中心に清原地区自治会連合会、清原地区市民センター、本校、本地区小学校が参加して大々的に行われました。宇都宮市災害対策本部より、警戒レベル3の大雨・洪水警報発令に伴い清原地区市民センターと本校に避難所開設の指示があったことを想定し、実際に避難所開設、避難者受け入れ訓練を行いました。

 今回が初めての地区をあげて行う大々的な訓練だったため、訓練後市民センターに集まって反省会が行われました。様々な反省点があげられ今後に活かしていくことを確認し終了しました。

 平成23年3月に発生した東日本大震災(東北地方太平洋沖地震の発生による災害)が学校現場に与えた衝撃は大きく、我が国において、改めて学校防災の在り方を考え直す機会となりました。それに加え、近年の異常気象による様々な災害を見るにつけ、学校における防災教育の重要性は増すばかりです。さらに、学校における危機管理は、地震や津波、台風などの自然災害、火災や原子力災害だけでなく、交通事故、活動中の不慮の事故、侵入者、熱中症、さらには学校内の個人情報管理、いじめ等に関する問題なども含むと多岐にわたります。学校においては、学校安全をどのように捉え、学校防災にどう対応し、いかに生徒を守るかについて、常に考えていかねばならないと同時に、生徒達自身にもいかなる状況下でも自らの命を守り抜くとともに安全で安心な生活や社会を実現するために主体的に行動する態度を育成することが不可欠だと今回の訓練を通じて改めて痛感しました。
 ご家庭でも安全で安心な生活を実現するために日々どうしていったら良いか話し合ってみてください。