日誌

給食・食事 いただきまーす!

2月10日 午前11時55分 給食の時間です

栃木県の郷土料理「しもつかれ」登場!

きょうは,初午(はつうま)と呼ばれる日です。2月最初の午の日で,稲荷神社でお祭りがあることが多く,神様のお使いとされるキツネが好きな油揚げや赤飯をお供えします。油揚げにすし飯をつめた「いなりずし」は,この日のお祝い料理から作られるようになったと言われています。栃木県では,初午の日に,赤飯といっしょに「しもつかれ」を食べる習慣があります。サケの頭,鬼おろしというおろし器ですりおろしただいこんやにんじん,油揚げ,大豆を酒粕とともに煮て作ります。おせち料理や節分の豆の残りが上手に活用されていて,現代のSDG′Sと言えますね。

 

 先日,配付した「食育だより」をもとに,「しもつかれ」について先生から説明を聴く子供たちがいました。食育だよりには,「しもつかれ」の由来やレシピが掲載されています。是非,お読みになってください。

給食の「しもつかれ」は,食べやすいようにアレンジして作られています。「しもつかれ」が苦手な人でも少しずつ食べ慣れていけると思います。

  

図書室の先生が「しもつかれ」の紙芝居を読んでくれました。難しいお話でも分かりやすく描かれているので,低学年の子もしっかり聴くことができます。しもつかれの伝説や由来がよく分かります。

給食後に2年生の何人かの子にインタビューしてみましたが,皆,「おいしかった!」と言います。

「いっぱい食べたからケガしないよ。ぼくサッカーやってるし。」「おかわりしたから病気にならないよ。」「紙芝居に出てきたのと同じものが入ってたよ。」「おばあちゃんの家で食べたのとはちょっぴり味が違ってた。どっちもおいしかったよ。」もちろん,給食のほうが食べやすかったという子もいます。中には「自分で作って食べたよ。」という子も。お母さんに作り方を教えてもらったようです。

子供たちにも郷土料理は受け継がれているのですね。お家の方のご協力にも感謝いたします。