日誌

着衣水泳~5・6年生~

 7/19(金)着衣水泳の授業が行われました。これは,体育科の学習指導要領の第5学年と第6学年「水泳運動」の中の安全確保につながる運動に位置付けられています。着衣のまま水に落ちた場合の対処の仕方について学ぶ学習です。

 3時間目と4時間目の6年生の授業では,まず校長先生が着衣水泳の大切さについて話しました。そしてその後,実際に着衣のまま入水しました。いつもの水着での入水とは違って,慣れない着衣水泳に苦戦しながら,衣服を着たまま水中に落ちた場合,どのように対処したらいいのかを学びました。子供たちは,長袖,長ズボン,運動靴を着用して水中を歩くと,服が重くなったり動きにくくなったりすることを体験しました。

 校長先生からは,大切なことを教わりました。

①     誰かが溺れた場合は助けるために飛び込まないこと

②     身の回りにある浮くもの(ペットボトル等)を投げること

③     危険な場所には近づかないこと

誰かが溺れてしまった場合,助けようとして一緒に溺れてしまうということもあります。その場合は,浮くものを見付けて投げてあげることが有効です。校長先生が実際にペットボトルや水筒,ボール,プラスチックのケース,長靴の実物を見せて浮くことを説明し,実演しました。

 着衣水泳の授業は,5時間目に5年生も受けました。夏休みが始まり,全国的にも水の事故が心配される時期なので,今日受けた授業をしっかり頭に入れて,楽しい夏休みを送ってほしいと思います。