日誌

人権教育週間~人権に関する授業実践~

 本校では,11月27日(月)から12月6日(水)までの10日間を「人権の大切さに気付き,差別のない望ましい人間関係を醸成する態度を育てる。」ことを目標にした人権教育週間に設定しています。

 そこで11月29日(水)の2時間目に,5年生のクラスで人権に関する道徳科の研究授業を行いました。題材名は,「男らしさ?女らしさ?」です。授業では、誰に対しても差別をすることや偏見をもつことなく,公正,公平な態度で接し,正義の実現に努めようとする態度を育てようと,ある女性を取り上げ子供たちに考えさせました。そして子供たちは,固定観念に捉われていたかもしれない今までの自分の生活を振り返りました。グループ討論では,活発に意見交換をする場面が見られ自分を見つめ直すきっかけができたようです。道徳で学んだことがすぐに実践につながることは少ないかもしれませんが,子供たちが常に人権について考えて生活していけるようにこれからも日々指導を繰り返すことが大切だと感じました。