宇都宮市教育センターでは,本市教育の充実を図るため,学校教育を取り巻く今日的な課題や,児童生徒,保護者,教職員等の教育的ニーズに対 する専門的な支援を行う教育機関として,「相談」「研修」「情報教育」「調査研究」の4つの機能から事業を展開し,課題の解決や支援の充実等に努めてまいります。
〇「相談」では
教育センター内の相談室で,就学や不登校などの悩みや不安に対して相談を実施し,解決に向けた支援に努めてまいります。
不登校対策の推進では,「とらいあんぐる」や「まちかどの学校」,オンラインで活動に参加できる「U@りんくす」などの安心できる居場所を用意し,多様な活動プログラムを設けて,学びの機会の保障や社会的自立に向けた支援を行ってまいります。また,中学校における校内教育支援センターなど,校内の別室を活用して児童生徒の心理面等のサポートを行うとともに,教職員の指導力向上や組織的な対応力の強化を図り,学校と地域・関係機関等連携しながら,児童生徒一人一人の状況に応じた支援の充実に努めてまいります。
特別支援教育の推進では,特別な配慮を必要とする児童生徒一人一人が自らの力を最大限に発揮し,自信と意欲をもって学校生活を送ることができるよう,インクルーシブ教育システム構築に向けて支援の充実に努めてまいります。
〇「研修」では
教職員が自己研鑽に努め,高い指導力と専門性を身に着けるとともに,教職員一人一人に応じた資質・能力の向上を図るための体系的な研修を実施するなど,授業力や学級経営力の向上を図る取組を進めてまいります。
〇「情報教育」では
「宇都宮市学校デジタル化推進基本計画」に基づき学校DXを推進するため,ICT支援員をはじめとする学校現場を支えるICT支援体制や,校務系・学習系ネットワーク及び端末の統合に向けたデジタル環境の整備を進めるなど,児童生徒の個別最適な学びと協働的な学びの一体的な充実や校務DXを通じた教職員の働き方改革の推進に努めてまいります。
〇「調査研究」では
本市小・中学校教育をめぐる今日的な課題に関する調査研究を実施するとともに,教育関連資料や情報の提供等を通じて,学校や教職員の主体的な研究活動に対する支援を行ってまいります。
特に令和8年度の重点的な取組内容は次のとおりです。
① 不登校対策の推進
・Q-U・WEBQUを活用した学級経営や不登校児童生徒の状況に合わせた支援の充実
・校内教育支援センターにおける支援や心の健康観察の活用など,未然防止を核とした支援の充実
・「とらいあんぐる」などの学校以外の安心できる居場所における不登校児童生徒一人一人の状況
に応じた支援の充実
② 特別支援教育の推進
・個別の支援計画(改定版)を活用した指導の充実
・かがやきルームにおける地域学校園内等の連携した支援体制の構築や,通級指導教室のサテライ
ト校の設置など,児童生徒の発達段階や特性等に応じた多様な学びの場における支援の充実
・特別支援教育担当教職員の指導力や学級経営力の向上
③ 教職員研修の充実
・自らのキャリアマネジメントを意識した主体的・計画的な資質・能力の向上
・不登校対応力や特別支援教育の視点を踏まえた指導力の向上,生成AIの活用や情報セキュリティ
対策の推進など,今日的な課題に対応した研修の充実
・校内研修サポート事業など,各小中学校における校内研修に係る支援の充実
④ 情報教育の推進
・小学校における児童用1人1台端末の計画的な更新
・校務系端末と学習系端末の一元化に向けたシステム基盤の設計
・教職員及び児童生徒児童・生徒の発達段階を踏まえた系統的な個人用パソコン活用スキルの体系
表の作成・共有
・宇都宮市生成AIガイドラインの策定
・「宇都宮市情報モラル/デジタル・シティズンシップ教育年間指導計画」を踏まえた各教科等にお
けるデジタル・シティズンシップ教育の充実
令和8年4月1日
宇都宮市教育センター
所長 飯田 高広