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2学期始業式を行いました
本日10月17日(木)8時15分から校内テレビ放送を使って、2学期始業式を行いました。校長先生からは、「2学期はこのことに力を入れたい」という目標を定めて、これまでどおり「笑顔・挨拶・感謝の心」を大切にしてほしいということと、以下のような「感謝の心」にまつわる話をいただきました。
【原文のまま】
皆さんは、今日学校に来るまでに、いろいろな行動をしています。朝起きる。着替える。朝食をとる。歯を磨く。バッグを持つ。自転車に乗る。昇降口まで歩く。上履きに履き替える。教室に行く。実際にはもっとたくさんのことをしていると思います。さて、このような行動は、改めて考えてみると、自分だけではできないことがほとんどです。朝、起きられたのは、寝る場所があったからです。着替えられたのは、着替える服があったからです。朝食がとれたのは、食べるものがあったからです。それらは自分が作ったり用意したりしたものでしょうか。バッグは自分で作った物でしょうか。自転車は自分で作りましたか。登校するときの道も、自分で作ったものではありませんよね。このように、普段当たり前だと思っていたことも、当たり前ではないことに気が付くのではないでしょうか。
ところで、「当たり前ではない」つまり「当たり前」の反対の言葉を知っていますか。答えは「有る(存在)ことが難しい」という意味の「あり・がたい」です。日常生活ではあまりないこと、希少なことという意味です。だから、私たちは、そういうことがあったり起きたりすると、「あり・がたい」と感じ「あり・がとう」「ありがとう」という言葉が出るのです。言われてみれば、漢字でも「有難う」に書きますよね。でも、私たちは普段その有り難いことにはほとんど気が付きません。私も気が付きません。ですから、たまに気が付いたときに、そういうことをしてくれる人に対して、感謝の心を伝えてみてはどうでしょうか。口に出して言うことは照れくさいかもしれませんが、感謝の心は、思っているだけではなく、言葉にしないと伝わりにくいものです。
「ありがとう」と言うことは、誰にでもできる簡単なことです。簡単なことだから、いつでも言えると思ってしまいます。いつでも言えるから、いつでもいいやと思ってしまいます。そうすると、だんだん「ありがとう」を言う機会が失われていくのです。きちんと言葉にして「ありがとう」を伝えるのは照れくさいものですが、思い立ったときに、一言「ありがとう」を伝えてみてはいかがでしょうか。今日のこの話がきっかけになると良いなと思っています。ぜひ、いつもは言わない「ありがとう」、いつもは言えない「ありがとう」を、いろいろな人に言葉にして伝えてみてください。今日からスタートする2学期が、「感謝の心」を伝える「ありがとう」であふれることを願っています。
〇令和7年度の年間行事予定表をお知らせいたします。
〇2・3月は 部活動終了時刻17時15分、完全下校17時30分になります。
〇昨年度より、下校時間等が変更になっています。
「年間行事予定・日課」のページをご確認ください。
〇文部科学省等から配信されているSNSに関する動画視聴をし、SNSとの付き合い方を学びました。視聴内容は以下の通りです。