日誌

5月朝会(いじめに関する校長講話)

〇5月は,いじめゼロ強調月間です。10日(月)に朝会が行われ,校長先生が「いじめのない学校に」というテーマで話をしました。お話の内容は以下の通りです。

〇校長先生をはじめとして先生方は,「学校でいじめが絶対にあってはいけない」と考えています。いじめは,一方的に相手の心や体を傷つけ,つらさや痛みを感じさせる行いだからです。いじめには,悪口やからかい,体をたたいたり蹴ったりする,無視する,仲間外れにするといったものがあります。こういったことをされたら,誰でも心がつらく痛くなるし,悲しくなりますね。

〇校長先生は,学校から「いじめ」をなくしたいと考えています。そのためには,校長先生や先生方,お家の人の力が必要ですが,限界があります。いじめをなくすため,させないためには,みなさん一人一人の力が必要です。

〇いじめをしない,なくすためにできることは何でしょうか。まず,自分と友達は同じ関係(対等)にあることを理解しましょう。次に,自分と友達は違っていいことも理解しましょう。そして,友達には,思いやりのある言葉づかいと態度を心がけましょう。人間の心は目で見ることができません。自分の言葉や態度で相手に嫌な思いや辛い思いをさせていないか,気を付けましょう。特に,言葉は大切ですから,相手の心が温かくなる「ふわふわ言葉」を使いましょう。反対に,相手の心を傷つける「ちくちく言葉」は使いません。

〇ここで,自分の言葉づかいや態度を振り返ってみましょう。自分がおもしろいから,楽しいから,これくらい言っても許してもらえるだろうとか,これは遊びだから大丈夫と思って相手をからかったり,意地悪をしたりする。こういったことは,いじめです。相手が心の中で嫌だ,やめてほしいと思っていますので,心当たりのある人は,すぐにやめましょう。

〇いじめを受けたと感じたときは,どうすればよいでしょうか。「やめてと言う,その場を離れる,先生に助けを求める」といったことが大切です。やめてと言えないときは,すぐに先生に助けを求めてください。友達がいじめられるのを見たときは,どうすればよいでしょうか。先ほど同じように,「やめてと言う,一緒に離れる,先生に助けを求める」ことが大切です。

〇最後に,いじめのない学校にするための合言葉を,校長先生が考えてきました。みんなで一緒に言いましょう。清原南小学校の「みなみ」にかけてつくりました。

「みなみの子  なくそういじめを  みんなの力で」