日誌

履物を揃える

 廊下を歩いていると、4年生の男の子たちが、乱れていたトイレ用のサンダルを並べ直していました。

  「ありがとう、いつも直してくれているの。」と尋ねると、「気が付いた時には直しています。」と、爽やかに答えてくれました。その姿に、清々しさを感じると共に、以下、藤本幸邦さんの詩「履物を揃える」を思い起こしました。

  「履物を揃えると 心も揃う。 心が揃うと 履物も揃う。 脱ぐときに 揃えておくと 心が乱れない。 

 誰かが乱しておいたら 黙って揃えておいてあげよう。 そうすればきっと 世界中の人の心も揃うでしょう。」

 機会を見て、男の子たちの善行とこの詩を、子供たちに紹介しようと思います。