日誌

「宮っ子ランチ」


7月9日
「宮っ子ランチ」は,私たちの住む宇都宮市の特産品や文化など宇都宮の良さを知ることのできる食です。9日,夏のメニューは「平和を願って大いちょう献立」でした。
 宇都宮餃子は戦時中,中国にいた陸軍の兵士たちが,終戦後に宇都宮に本場の餃子の味を持ち帰ってきたのが始まりといわれています。雀宮地区では地域の野菜を使ったちゅんちゅん餃子をいただきました。
 「大いちょう汁」は,宮っ子ランチのために新しく作られた料理です。空襲で黒焦げになった旭町の大いちょうが翌春芽吹き,復興のシンボルとして人々の心の支えとなりました。その「大いちょう」にちなんで,いちょうの形をしたかまぼこ,いちょう切りにしたにんじんやダイコンを入れた汁物です。
 他にも,「からしあえ」には宇都宮でたくさん生産されている,もやしやきゅうりを使いました。また,全国第2位の生産量を誇る牛乳と,新緑をイメージした,夏から秋にかけて旬になるマスカットを使ったゼリーがデザートでした。
 栄養たっぷりな地元の食材でスタミナをつけて,いろいろなことにどんどん挑戦できる夏にしたいですね。