お知らせ

空気をとじこめると(4年生)

 4年生,理科の時間です。

 子どもたちは,袋の中に集めています。
 そう,目には見えない空気を懸命に集めています。
 
            
    
T:「さわるとどんな感じがするかな?」
  
       

C:「柔らかい」「くずれない」「枕になりそう」「かたい」
  「先生の方がかたかった」「押したら圧がかかった」

T:「えっ?圧ってどういうこと?」

C:「押し返される感じ」

T:「固い方と柔らかい方では,どちらが圧がかかるのかな?」
C:「かたいほう」

  

T:「押し返される感じは,空気の入れ具合で違うのかな?」
  「これって,なんで何だろうね?」

C:「力で押すと元に戻ろうとするんじゃない」


 ここで具体物としてボールの登場。さらに先生からの問いかけが入りました。
T:「弾むボールと弾まないボールの違いって?」
  「空気の量が入っているボールと入っていないボールの弾み方の違いは?」
  「空気を入れると弾むのかな?」

  触った感じのやり取りから,「空気」をキーワードに先生とのやり取りはどんどん進んでいきます。
 そこで,子どもたちに伝えられたことは。

  「これからの学習の
ゴール」です。

「閉じこめた空気がどんなふうに働くのか,自分の言葉で説明できること。」

「押したらなぜ戻るのか,自分の言葉で説明できること」です。

 

 いよいよ次の時間から,空気でっぽうを使っての実験が始まります。
 玉の位置をどこに置けば一番飛ぶのでしょうか。
 これからの子どもたちの発見が楽しみです。