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Chromebookで見てみよう(6年生)

 4月から子どもたちが使い始めた一人一台端末ですが,授業の様々な場面で活躍をしています。

 今回は家庭科(調理実習前の事前指導)の様子をお伝えします。

 
 今回の学習では,子どもたちが楽しみにしている,いためる調理実習に向けて野菜の切り方や炒め方,炒めた様子の変化をLIVE配信しました。

 教師からの様々な問いかけに子どもたちは端末を活用しながら応えていきます。
 「にんじんとキャベツの一人分はどのくらいかな?」
 「では,計量器で計ってみます」
   (子どもたちは,配信された映像から重さを読みとっていきます。)

 「では,にんじんをどのように切ればよいでしょう?」「キャベツは?」
  
 「先生が,短冊きりをやってみますので。どのように切っていくかよく見ていて
 ください!」」

 子どもたちは,配信された教師の手元を見ながら,切るときのポイントやニンジンとキャベツの炒めるタイミングをよく観察してメモしていました。

 
 さらに,3種類の炒め方で作ったスクランブルエッグも観察しました。それぞれの卵の仕上がりを見て,自分の好みの炒め具合を考えていました。




 子どもたちが密にならずに,調理の基礎・基本をどのように指導(示範)していくか,課題としていました。が,1人1台の端末活用により学習形態の工夫につながりました。
 子どもたちは目の前の映像から視覚的に学びを進め,中には拡大してよりリアルに学ぼうとしたり,気づいたことをコメント欄にコメントしてみんなで共有したりする姿が見られました。

 学年と授業者の画期的な試みが,子どもたちの「なるほど,分かった!」「おもしろい!」「やってみたい!」などの思いを引き出す授業となりました。