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1杯のみそ汁(5年生)
伝統的な日常食である米飯とみそ汁。
5年生の家庭科では,炊飯に続いて「味噌汁を調理することができる」ことを目的として学習を進めています。
調理のポイントはいくつかありますが,みそ汁といえば「だし」ですね。だしが効きた,風味豊かなみそ汁を目指して,子どもたちは,煮干しのだしのとり方から学習していきます。
初めて見て触れて?の子どもたちは,解剖するかのように恐る恐るつかんで,
「これが内臓?」「魚のにおいがする」「黒いのが取れた」などと口にしながら,頭とはらわたを取り除いていきました。
だしに加えてのポイントは,「実」。「実の切り方・入れ方」です。今回は校内の地産地消で,取れたての大根とその葉を使いました。
鍋から出てくる湯気にも,香りが十分に含まれています。
今回は,煮干しも「実」として食べてもよいこととしました。
「やったぁ!いただきますだ!」思いを込めてのあいさつです。
一杯のみそ汁を仕上げて子どもたちはどんなことを思ったのでしょう。
子どもたちは,この一杯の美味しさを感じて,今度はお家の人のために作ってあげたいなと,思ったことでしょう。
「どんな実が好き?」「今度は私が・ぼくが作るね!」こんな会話が家庭内で弾み,やってみようとする姿を家庭科では大切にしています。