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ふくべ細工絵付け体験(6年生)

 5月31日(月)に宇都宮市の伝統工芸である「ふくべ細工」の絵付け体験をするために,講師役として市内の「ふくべ洞」さんにお越しいただきました。

そもそも「ふくべ細工」とは…

 栃木県が国内生産の90%以上を占める「かんぴょう」のもとになる「夕顔」を,農家の人々が自分たちの生活の道具として使い始めたのが始まりです。
 夕顔に穴をあけて,農作業で使ったり,囲炉裏の炭入れに使ったりしていたそうです。

 今回の絵付けのテーマは「自由」ということで子ども達は思い思いの絵を材料の「ふくべ」に描いていきました。


 チョークで下絵を描いたら,次は絵の具で色をぬっていきます。


 絵の具が乾いたら,仕上げにニスをぬってもらい完成です。子どもによっては,穴をあけてもらい,目や口に加工してもらう人もいました。



 今回の学習をもとに,6年生では総合的な学習の「宇都宮学」で伝統文化や郷土料理,民俗芸能についてそれぞれが調べ学習を進めていきます。ご家庭でも宇都宮の文化についてお話しする機会を持っていただけると,子ども達の意欲につながると思います。