お知らせ

毎日の給食に感謝(3年生)


 3年生の総合の学習の時間です。

 今日は,学習テーマ「新田小学校のよさ」の中で本校の給食を取り上げ,ゲストティチャーに栄養士の先生を迎えての学習でした。

    
    「これは何でしょう?」の質問から始まりました。
    児童:「???」  栄養士:「しゃもじ」です。  児童:「えっ!」

    
    野菜の中でも葉物を洗うときは,根元,その間までよく洗い流します。
    

     地域の生産者です。「米・玉ねぎ」は,若松原の中村様に,「米・こまつ
    な・ねぎ」は,茂原の鈴木様に,「なし」は,針ヶ谷の阿部様にお世話に
    なっています。
    

 

本校は,9名の調理員さんで毎日,600人分の給食を作っています。その中で「野菜を扱うときには繰り返し基本3回洗っていること,カレーでは220個のじゃがいもの皮をむき,芽を取ってから切っていること,暑い中揚げ物や炒め物を1~2時間程度続けるときが一番大変なこと,食材に異物が含まれていないかチェックを欠かさないこと,地域の食材も使っていること,片付けでは食器1, 800枚を手洗いしていること・・・」など,作り方や片付け方などまで詳しく説明していただきました。子どもたちにとっては「えっ!」「なるほど」「どうして」など,初めて知ることがいろいろあったようです。

 

子どもたちからの最後の質問です。

児 童:「こんなに大変なのに調理員さんはどうして頑張ってできるのですか?」

栄養士:「それは,どのようにすればみなさんに笑顔で食べてもらえるか,おいしく食べてもらえるか,みなさんのことを考えて作っていくことで頑張れるんです。さらに『おいしかったです』『ありがとうございました』の一言がとても嬉しく励みになっていますよ。」と。

児 童:「今度お会いしたら言ってみよう」の素直な声が即,聞こえてきました。

 

 1時間の学習を通して,何より調理員さんの思いが給食にはたっぷり込められていることに気付いたようです。