今週の昭和小

本番は練習のつもりで

11月17日(金),今年度2回目となる校内授業研究会を開催しました。教科は理科。授業公開は3年生「電気で明かりをつけよう」と5年生「流れ水のはたらき」です。指導助言は,宇都宮市教育委員会の村上達也指導主事に依頼しました。本校は令和6年度に小学校研究会「理科」での発表を予定しているため,市小学校理科部会からも研究部員の先生方に参観いただき,御助言をいただきました。さらに,県総合教育センターから理科で内地留学しておられる先生も参観にいらっしゃいました。そのようなわけで,校内研究会といえど,子供たちにとってはたくさんの専門家に見られながらの授業となりました。本校の研究は,教材との出会いを大切にし,豊かな体験を充実させることで,子供たちからたくさんの疑問や不思議を引き出し,つなぎながら,単元を進めていくというものです。その結果として,子供たちが1つの単元を作ってしまうことになるのです。(単元計画に沿った内容を意識しながら学習を進めるため,かなりチャレンジングだと思います。)今回も,校内研究チームで検討し尽くした授業案をそれぞれ代表して2つの学年が授業を提案し,成果を感じるとともに,細かな課題も確認することができました。次年度の研究発表が少しずつ見えてきた状況です。さて,5年の授業終了後に片付けを最後まで手伝う児童の姿が見られました。その笑顔から「先生,お疲れ様でした。」そんなつぶやきが聞こえてきそうでした。また,3年の先生は,子供たちに「本番は練習のつもりで!」と励まされたそうです。さすがです,子供たち。お陰様で,2つの学年とも,先生と子供たちの息がぴったりと合った見事な授業でした。