児童の活動(平成25年度)

2013年12月の記事一覧

租税教室が開催されました

税金って大切ですね

  私たちが安全で豊かな生活を送るためには,国,そして県や市などの地方公共団体の仕事が不可欠
です。私たちが納める税は,その業務を行うための財源として非常に重要です。このことを学ぶために
宇都宮税務署と宇都宮市税理士会が行っている租税教室を,今年も6年生を対象に,実施していただ
きました。

 
 税金ってなぜ必要なのでしょう。もし税金が無くなったらという仮定の世界を描いたアニメを見せて
いただきました。
 

 

 

 この仮定の世界では,警察,消防,役所の仕事は,利用者が料金を支払うことになっています。
なので,お金を直接払わないと,ゴミは収集してもらえない。道路や橋は修理してもらえない。警察や
救急・消防も料金制で,お金がない人は警察に犯罪捜査や救急車をお願いできない。そのうち自分
の土地を通る人に対して,勝手に通行量を徴取する個人が出てくる始末。
 子どもたちにも,税金の果たしている役割が,よく理解できたようです。
 

 そしてニュースでこんな話題がありました。
 「長崎県の国営諫早湾干拓事業で,開門調査を命じた福岡高裁の確定判決で原告だった漁業者側
の弁護団が,履行期限を過ぎても開門しない国に,1日当たり1億円の支払いを申し立てた。」
 では,1億円って,どのくらいの量があるのでしょう。
 

 おおっ~! どよめく6年生。教卓に積み上げられる1億円の札束!!
 夢のような光景ですが,実はコレ,模造紙幣でした。でも大きさ,重さは同じく作られています。

 
  では,早速,持たせていただきましょう。
  
 「一億円って重いんだね。
  足に落とさないように気を付けて。」
  「1千万円でこのくらい。100万円でこのくらい
   です。」


  おかげ様で,非常に分かりやすく税金の大切さを学ぶことができました。税金は,みんなで「助け合う」
という性格のものであり,だから税金は取られるのではなく,納めるものだということが分かりました。
 本日は,ありがとうございました。