児童の活動(平成25年度)

2013年9月の記事一覧

交流給食(1・3年生)

 昔からの言葉で『同じ釜の飯を食う』という慣用句は,「生活を共にした親しい仲間であることのたとえ」として,釜でご飯をあまり炊かなくなってしまった現在でも普通に使われています。一緒に食卓を囲むということは,仲良くなるための近道になり,皆様も部活動などの合宿の後は,親しい友達が増えチームの団結力が高まったなどという,経験もあるのでなないかと思います。
 本校のランチルームは広くて明るく,非常に良い環境であることからその利用を積極的に行なって
います。今回は1年生と3年生が交流給食として,一緒に食卓を囲みました。
  

1年生は,上級生と食事ができてとてもうれしそうでした。上級生や友達が目の前で優しい上級生が
好き嫌いなく,おいしそうに食べている姿を見ると,自分も苦手な食べ物を食べてみようとするようです。実際食べてみると,思ったよりもおいしくて,苦手な食べ物を克服したという話も聞きます。
 また3年生は上級生として,1年生の面倒を見ながら,話題を提供しつつ楽しく食事をしているよう
です。準備や後片付けも1年生が見ているという緊張感からか,普段よりもスムーズに行えるとか。


 食事は楽しく,おいしく食べるのが基本で,大切なことです。みんなで話をしながら(決して騒ぎながら,ふざけながらでなく)食べると,楽しいものです。そういう環境であると,好き嫌いなくいろいろ食べられると,よりおいしいものです。
 ぜひご家庭でも,家族みんなで食卓を囲み,お話しをしながら食事をする機会を,少しでも増やされるようお願いいたします。