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料理クラブでラーメンをつくりました
江戸時代の書物に,『奥州道中宿村大概帳(おうしゅうどうちゅう しゅくそん だいがいちょう)』というものがあります。この書物は,天保14年(1843年)に江戸幕府が,各宿場のことを調べたもので,各宿場の人口や戸数,本陣,旅籠の数,道路の広さや橋,寺社,地域の産業,特産品など,宿場の様子が詳しく書かれており,道中奉行所が使用したものと考えられています。 | |
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今日の料理に使う鮎です。今年の鮎の季節はもう終わりです。 | |
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45分間で鮎のスープをつくることはできないので,実はお昼前から家庭科室に来ていただき,準備を進めていただいていました。歴史の話,そして鮎の話をした後,今日の調理法の説明をします。 | |
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「まず,皆さんには,鮎をさばいてもらいます。その後,フライパンで軽く火を通してから,スープを 作っている寸胴鍋に入れてもらいます」 ふむふむ・・・ みんな真剣に聞いています。 ちなみに黒板に貼ってあるのは,珍しい「鮎のぼり」です。おもしろいですね! | |
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では,鮎のさばき方の実演です。はさみを使って頭を切り落とし,そこから腹にかけてはさみを入れ,内臓を指で取り出します。 みんなできる・・・? 見ている私の方が心配になってきました。 | |
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さあ,みなさん,では始めましょう! さあ,どうぞ!! | |
えっ! あぁ すごい。 手際がいいです! | |
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ためらいがほとんどありません。 みんな,やったことあるの?? | |
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落合さんも以前に何校かこのような指導をしたことがあるそうですが,手際が良くておどろいたとのことでした。そして普通「気持ち悪い・・・」なんていう言葉が必ず出るそうですが,そういう言葉がなかったことは,素晴らしいとおっしゃってました。 | |
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次にフライパンで焼いてから,スープに入れます。 | |
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ここをこうして・・・ | |
次に持参したマイどんぶりにスープを注ぎます。うわー でっかい鍋! | |
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麺を振りザルに入れてゆでて,さっさっをお湯を切り,そうっとどんぶりへ。 | |
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麺をどんぶりに入れたらスープをなじませ,麺を整え・・・ | |
最後に具を乗せて・・・ | |
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ジャ~ン!! 完成です。美味そう・・・ | |
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さあ,麺が伸びてしまいますので,できた人から召し上がれ! 味はどうですか? | |
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魚の味,だめかも?という人がいたようですが,大丈夫だったというか,美味しくみんな完食しました。 中には,お代わりをした人も。 最後は,後片付けです。最後までしっかりとやりましょう。 | |
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ちょっと型破りな料理クラブの活動だったと思いますが,プロの料理人から直接教われる機会は,貴重な体験だったのではないでしょうか。そして昔の白沢の名物をこういう形で知ることができたのも面白
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