活動の様子(H26)

5年生が谷川の観察の観察をしました

たくさんの自然に触れました

 総合的学習の時間で,5年生が谷川(やがわ)の観察に行ってきました。当日は小雨模様でしたが,
地域の皆様方のご協力で,無事に実施できました。

 学校から約2㎞,谷川の自然を眺めながら,上流に向かって観察をしながら歩いていきます。

  
 観察場所の峰下橋には,下ヶ橋の方々やNPO法人グラウンドワーク西鬼怒の方々,そして宇都宮
大学の水谷先生,森山先生と研究室の学生の皆様方がテントや観察用の水槽の準備をして待って
いてくださっていました。
  
 雨も小降りになってきましたし,川の水位は上昇してませんので,網を使って二人一組で採集する
方法の説明を聞いた後,
  
 早速水路の生物調査に入りました。1人が網を持ち,もう一人が上流から足を使って網に追い込んでいきます。
  
 網を一回上げただけで,「うわ~,いっぱいいる~」という大歓声です。
  
 どれどれ,見せて!見せて!! ヤゴやヒゲナガカワトビケラの幼虫や小魚など,一回でたくさん獲れます。
  
 次は「ドジョウ水路」で,調査をしました。この水路は,ドジョウが水路を遡りやすいように工夫された
水路です。                                                         この橋の下,にたくさんいそう♥
  
 「いる,いる!」「これはなに?」お~っ これは珍しい!コオイムシです。その名のとおり,オスの背中
の上に,卵を背負っています。
  
 テントに持ち帰り,水槽に入れて,観察します。        
 アメリカザリガニ,ミズカマキリ,アブラハヤ 
 ヒゲナガカワトビケラの幼虫
 
 残念ながら,今日はタガメを見つけることができませんでした・・・
  

 雨もあがり,最後に水谷先生から説明を聞きました。白沢小学校のこんな近くに,すばらしい自然が
たくさん残っていることに,改めて驚きました。
 童謡の「春の小川」がぴったり合う,この谷川の自然について,これから総合的学習で調べていこう
と思っています。
 最後に,私たち白沢小学校5年生のために,事前にいろいろと準備をしていただき,また当日の案内
や解説までお世話になりました地域の皆様,そして宇都宮大学の水谷先生,森山先生,それから
関係者の皆様,ありがとうございました。