児童の活動(平成25年度)

活動の様子(H25)

11月2日,3日(土,日) 白沢彫刻やタイまつり

待ちに待った5年ぶりの開催です

 地域に伝わる伝統行事,白沢の彫刻屋台祭りが5年ぶりに,晴天に恵まれ開催されました。

 11月2日(土)  祭りの準備完了です。今年は,バス会社のご協力により,宿内での屋台巡行の時には,自動車の通行が完全に止まります。

  
 北野神社前で,出発準備中の白沢上組屋台です。宇都宮市指定文化財で,天保4年(1833年)頃の制作です。
  
 午後2時10分 白沢甲部公民館で白沢上組の出発式です。
 
 こちらは,須賀神社まえの白沢南屋台です。同じく宇都宮市指定文化財で文化・文政(1818年頃)の時代の制作です。
  
 午後2時40分 須賀神社の屋台収蔵庫前で白沢南の出発式です。
 
 白沢南屋台が地域の方々と白沢小学校の子どもたちに曳かれて出発です。
  
 方向転換です。今は油圧ジャッキで持ち上げて回転させますので,屋台本体にも道路にも優しい
です。
  

 ここで方向を変え,薬研坂を登っていきます。
 

  

 一方,上組では,白沢河原を巡行しています。
 

  
 夕方になり,提灯に火が灯りました。
  
  屋台の揺れる明かりが奥州街道をゆっくりと進んで行きます。
  
 宵巡行です。上組の屋台が学校の前まで来てくれました,
  
  
 この後,上組と南の屋台は,宿に戻ってきて,今日のクライマックス,白髭神社の鳥居の前で,
ぶっつけ(お囃子の競演)となります。しかし午後8時頃,ここで突然,まさかの雨が・・・天気予報では,大丈夫だったのに。
 それでも雨の中,ぶっつけが威勢よく行われました。
  
  
 皆さん,雨の中,お疲れさまでした。明日もよろしくお願いします。
 
 
 11月3日(日)
 白沢彫刻屋台まつりの二日目の朝です。昨晩の雨の影響もなく,今日も晴天です。道路には,昨晩の屋台の車の跡が残っています。賑やかな祭りの記憶が記録されているようで,そのうち消えてしまうのでしょうが,それがちょっと寂しい感じがします。
  
 もう間もなく始まる祭りの二日目に向けて,町も準備オーケーです。
  
 白髭神社例大祭の準備も完了です。
  
 午前11時 それぞれの地域で門付をした屋台が宿に入ってきました。
  
  
 宿の端から端まで使い,ゆっくりと3回すれ違います。
 
  
 子どもたちの関心は,屋台の他にも・・・
 この日に間に合うよう,住吉 晴さんが一生懸命作ったからくり水車です。祭りの数日前に完成した
ばかりの「新車」です。
 
 さあ,祭りは最高潮に。白髭神社前の「ぶっつけ」です。
 
 
 末文になりましたが白沢彫刻屋台祭りの盛会,誠におめでとうございました。地域に残る貴重な伝統文化に直接触れることができ,非常に感激しております。またこの祭りを後世に伝えていくことは,地域のコミュニティーを形成していく上でも貴重な財産であり,羨望の眼差しで拝見いたしました。
 今回も3自治会(白沢甲部,白沢河原,白沢南)の皆様方のご理解をいただき,この自治会以外の
子どもたちも参加させていただき,重ねて感謝申し上げます。白沢っ子たちは,今日の大人たちの背中を見て,次代の伝統文化の担い手として,活躍していって欲しいと願っております。

創立140周年記念音楽鑑賞会

♪たのしく,ためになる元気な音楽会♪

 明治6年,明星院の本堂で「修身舎」と称して開校以来,今年の5月24日で,創立140周年を迎えました。これを記念し,多くの皆様方と共にお祝いし,また感謝の気持ちを表すため,PTA会長をはじめ地域の来賓の皆様,そして保護者の皆様を体育館にお招きして,創立140周年記念音楽鑑賞会を
実施しました。5月の創立記念日は,運動会前の慌ただしい時期であることや,暑い体育館での実施を考えると,過ごしやすくなった芸術の秋が良いであろうと,昨年度のうちに計画をしておりました。また,同じく140歳を迎えた栃木県と共にお祝いするため,栃木県警察音楽隊にお願いをしておりました。

 
 式典は来賓を代表して,PTA会長からご祝辞をいただきました。次にこの機会に併せ,白沢小学校140年のあゆみについて,古い写真のスライドを使いながら,学校長から説明をいたしました。
  
 さあ,お待ちかねの栃木県警察音楽隊の入場です。拍手の中,警察音楽隊平井楽長を先頭に,皆様白い制服に身をつつみ,さっそうとした行進です。
 
  
  
 平井楽長さんからごあいさつをいただいた後,演奏をお聞きしました。流れるような吹奏楽の響きにみんなうっとりです。また,目の前の生演奏なので,音楽が耳からだけでなく,体全体でその響きを感じ取ることができ,演奏者からの楽器を通したメッセージが,聞き手の私たちに直接届いたような感じです。
  
 警察音楽隊は演奏を通じて,犯罪や交通事故の防止にための啓発活動を行っています。なので今回の演奏会も,ミュージックパトロールという活動であり,「いかのおすし」の講話を寸劇を交えた,楽しい講話をいただきました。
  
 また,6年生と1年生が臨時楽長にさせていただき,ブラームスのハンガリー舞曲第5番を指揮させていただきました。二人とも,なかなかのマエストロぶりで,時にMolto lentoで,また時にはAllegro assaiで,警察音楽隊を見事に指揮をしていました。
  

 楽しかった90分もあっという間です。児童代表からお礼を申し上げ,アンコールは「夢をかなえてドラえもん」をいただきました。その返礼に全校児童で校歌をプレゼントいたしました。元気よく大きな声で,歌うことができました。
 

  

 栃木県警察音楽隊の皆様,本日は心に残る,そしてためになる演奏会をありがとうございました。また来賓,地域,保護者の皆様,お忙しい中,創立140周年記念演奏会にお越しいただき誠にありがとうございました。
 これから150周年,200周年という輝かしい未来に向け,教職員共に力を合わせて,児童と共に元気に歩んでまいります。
 

  

1学期終業式

 平成25年度が始まって早や半年,今日は1学期の終業式でした。4月8日(月)の始業式から
スタートし,子どもたちは毎日の学習に取り組みながら,運動会,校内水泳大会,遠足など様々な行事にも元気に参加してきました。その間大きな事故やけがもなく,今日は欠席者ゼロで,みんなそろって1学期終業式を迎えることができました。これも保護者をはじめ,地域の皆様方の日頃からのご指導・ご支援のおかげと深く感謝いたしております。
 終業式では,まず1・3・5年生の代表児童が,1学期のふり返りと2学期の抱負を発表しました。
自分の思いと考えが良くまとめてあり,全校児童がふり返りをするに,良い手本となりました。

   

 その後,全校児童に,1学期の始業式でお話しした
        ・思いやりの心を持とう
        ・元気にあいさつをしよう
        ・自分から考えて安全な生活をしよう
 この3つの「めあて」について,ふり返りをするようお話しをしました。


 まず,「思いやりの心を持とう」では,この地球上から「いじめ」をなくすために,この1学期どんなことをしましたか?9月のいじめ撲滅月間「白沢っ子いじめゼロ宣言」で,それぞれ「いじめをなくそうカード」に書いてくれた内容をもう一度思い出して,これからも実践してほしいと思います。


 次に「元気にあいさつをしよう」では,5月の連休明けに「あいさつ運動」を行なったり,学校の
「あいさつ通り」での約束事を確認したりと,学校全体で取り組んできました。最近では,地域の方々
や学校のお客様などにも,以前より大きな声であいさつができるようになりました。


 最後に「自分から考えて安全な生活をしよう」では,安全委員会の子どもたちの企画した,廊下や
階段の安全な歩き方を周知するための集会を行なったり,研究授業での雨の日の歩き方や,不審者からの対処法,そして避難訓練など,自分で考えながら身の安全を守る方法などを学習してきました。


 生活面ばかりでなく学習についても,1学期に学んだことをもう一度家庭で復習し,その中で苦手
だったところ,ちょっと分からなかったところを「ふり返り」,そこで明らかになった苦手なところを重点的に繰り返し練習をしたり,2学期になってからもう一度先生に聞くことをまとめておく,ということができると良いと思います。


 このようなことを,時間的なゆとりがある秋休みにじっくりと,ふり返りをしてください。ふり返りは,
「先生から何を教わるか」でなく「自分で何を学びとるか」ということだと思います。

 
 さあ,明日から秋休みです。5日間のお休みですが,規則正しい生活をして,事故やけがなどしない
ように過ごしてください。
 2学期の始まりは10月17日(木)です。また,元気にお会いしましょう。

交流給食(1・3年生)

 昔からの言葉で『同じ釜の飯を食う』という慣用句は,「生活を共にした親しい仲間であることのたとえ」として,釜でご飯をあまり炊かなくなってしまった現在でも普通に使われています。一緒に食卓を囲むということは,仲良くなるための近道になり,皆様も部活動などの合宿の後は,親しい友達が増えチームの団結力が高まったなどという,経験もあるのでなないかと思います。
 本校のランチルームは広くて明るく,非常に良い環境であることからその利用を積極的に行なって
います。今回は1年生と3年生が交流給食として,一緒に食卓を囲みました。
  

1年生は,上級生と食事ができてとてもうれしそうでした。上級生や友達が目の前で優しい上級生が
好き嫌いなく,おいしそうに食べている姿を見ると,自分も苦手な食べ物を食べてみようとするようです。実際食べてみると,思ったよりもおいしくて,苦手な食べ物を克服したという話も聞きます。
 また3年生は上級生として,1年生の面倒を見ながら,話題を提供しつつ楽しく食事をしているよう
です。準備や後片付けも1年生が見ているという緊張感からか,普段よりもスムーズに行えるとか。


 食事は楽しく,おいしく食べるのが基本で,大切なことです。みんなで話をしながら(決して騒ぎながら,ふざけながらでなく)食べると,楽しいものです。そういう環境であると,好き嫌いなくいろいろ食べられると,よりおいしいものです。
 ぜひご家庭でも,家族みんなで食卓を囲み,お話しをしながら食事をする機会を,少しでも増やされるようお願いいたします。
 

「きらきら号」がやってきた!

栃木県警薬物乱用防止広報車で学習しました
 栃木県警察本部少年課では,主に小学生を対象に,薬物乱用防止のための出前学習を実施しています。栃木県では年間約300人の薬物乱用による逮捕者があるそうで,その中でも10代後半の若者たちが増加しているそうです。
 薬物乱用なんて,小学生にまだ早いのでは?という方もいらっしゃるかもしれませんが,小さい頃からダメなものはダメ!悪い誘惑や巧妙な誘いに乗らぬよう,正しい知識と意志の力の育成が大切と考えます。
 そのために小中学校を中心に「きらきら号」が巡回し,ビデオやクイズで薬物の恐ろしさを伝える教室を開催しています。今年も6年生が学習をしました。
 講師は栃木県警少年課の職員の方です。まずはビデオ視聴からスタート。
  
 次に誘いを断るためのロールプレイングを行います。薬物を誘う人は,実際にどんな言葉をかけてくるのか,そしてその誘いをどのように断ったらよいのか学習します。
 
  
 実際に,やせる薬だとか,気分がシャッキリして,疲れが取れるとかの言葉で巧みに迫ってくるそう
です。大人の私たちも十分気をつけなくてはなりません。
 先輩だから,知人だからということで断りづらく,一応もらっておいて後で捨てちゃえばいいのでは?
という声も聞こえてきましたが,麻薬や覚せい剤は所持しているだけで法律により罰せられます。
はっきりと断りましょう!
  

 クイズに挑戦した後,車内に展示してある標本や模型,パネルや写真を見学しました。
 市販されている薬品や薬物の不正規な使い方による薬物乱用,そして禁止薬物の乱用防止のため,社会全体で撲滅していきましょう。
 

 きらきら号